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2023年3月10日 (金)

岡村島 甲ノ峰 ④

 さて、しばし下り、「トンネル」を潜って、右へ折れてみます。これが、長いなが~いルート。途中にいくつか、モノラック道があるDscf3803けど、これは違うんじゃろ。そう考えて、道なりに進んで行くとようやく、「ナガタニ展望台」の案内板。これじゃ。これを右に入って行きます。すると、こちらも結構長い上り坂。折り返して上って行きます。

 じゃがもう、この段階で引き返しても同じこと。前へ進むしかないのぅ。そんな思いで、上って行くとようやく、半円筒形の展望台にたどり着きました。これか。上ってみると、なるほど…。眺望は180度以上あるの。たぶん、海を隔てた向こうに見えるのは、四国じゃろ。その背後には高い山稜のようなもの。あれは石鎚山じゃろうか。

 そんなことを思いながら、ゆっくりと展望します。背後にある小高い東屋はパスして下山に。西側にも、ちゃんとした遊歩道。ルートDscf3804図どおりに、安心して下りて行きますが、上って来た道より、勾配が大きいような感じ。ま、それをとやかく言うとる段階ではないと、やや焦る思いで、海岸線の県道に下り立ったのが、13時42分。

 14時29分のバスまで、あと50分弱か。平羅橋は、ずっと遠くに見えるけど、何とかたどり着くぞ。心を決めて、歩を進めて行きます。海岸の出入りによって、見え隠れする橋々。なかなかじゃの。15時13分発の便じゃないと間に合わんかのと思いはじめる。やがて、小島が右にある段階で、時刻は15時をまわる。これも間に合いそうにないぞ。

 こうなったら、16時03分のバスにするしかないの。そんな思い。じゃが、歩をユルめたつもりはないんじゃが、それからも結構、先Dscf3825が長いんじゃ。ほぼ平地にもかかわらず、脚が音を上げだしました。ま、次の便じゃけぇ良かろうと、妥協する心。橋を3つ越えるのも、結構時間がかかるの。平羅島の道路の上の方には廃墟が1軒。あそこに人が住んどったんじゃろうか。

 下の海岸沿いには農地。海からすぐ傍のように見えたけど、橋からふり返ってみると、2~3mほどの高さはありそう。そんなことを考えつつ…。そしてようやく、初崎バス停に到着。「バス時刻まで30分近くあるで」とベンチに座って、ゆったりハイキングバージョンを解除。左膝にサポーターを巻いたりして、過ごします。

 無人販売所でミカンを買ったりもして、さて、いよいよ5分前かなと、バス停の向かいに立ちます。はて、時刻はと、時計をチェッDscf3828クすると、何と15時になったばっかり。ありゃ、16時じゃないで。こりゃどっかで勘違いしとったんじゃの。後からタイムチェクをみると、初崎バス停には、14時40分到着になっとった。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ⑤

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