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2023年3月 9日 (木)

岡村島 甲ノ峰 ③

 ふり返ってみますがやっぱり、木々の間からの展望はスッキリせんの。ま、次へ行かむ。さてはて、下りルート。ネット情報では、途Dscf3788切れるモノラック道からは、「赤テープを付けながら登らないと帰路、絶対道に迷います」とあったけど、さっき上って来たのはまったく別のルートじゃから、さっぱり見当がつかんで。

 そんなことを思いつつ、東の甲ノ峰212.5へ行ってみます。この稜線もかなりのカン木ヤブ。ま、それでも、さっきの西コブへの上りよりは、歩きやすい。到達したピーク、展望もないし、もちろん、三角点や山頂標示もないで…。なるほど、地形図に山道が記されとらんはずじゃ。はてと、どっから下りたらエエかのと、下を眺めてみます。

 そういえば、ネット情報では、「観音崎と長谷山(125.6m)、甲ノ峰は一つの稜線で繋がっています」とあったの。 確かに、それらしきDscf3794歩けそうな空間が見えます。よし、この尾根すじを下りてみよう。あの「トンネル」あたりに出るかもしれん。そう期待して、下りて行きます。じゃが、結構な急勾配。はじめのうちは、道のようなものもあったけど…。

 やがて、それは踏み跡のようなものに変わり、それも、何か曖昧になってきました。ひょっとして、モノラックレールがありはせんかと、左右を見渡してみますが、それらしきもんはないの。とにかく、足で踏めるところを探しさがし下りてゆくことに。するとようやく、あの農道が見えてきました。「もう少しじゃの」。そう、自らを励まします。

 そして、農道が直前に迫ったあたり、足の踏み場は散々じゃが、どっか下り口はなかろうかと、左右を探してみます。すると左に、踏Dscf3800み跡のようなもの。「これか」と、行ってみることに。あの「トンネル」あたりじゃなかろうかと期待も合わせて…。すると確かに、道路への段差をかいくぐる下り場はあったけど、イレギュラー。

 何とか足場を見つけて、道路に下り立ちます。まぁ、なりふり構わずじゃが…。里山探索は、こんなもの。さてと、時刻は12時58分。三叉路へ戻って、そのまま来た道を引き返して、14時29分発のバスに乗るか。それとも…。ま、今度いつ来るか分からんし。2.3㎞/hで、後は下りとほとんど平地歩行じゃけぇ、初崎バス停には少し早めに着けるかも…。

 よし、予定どおりに行ってみるか。そう決断。「トンネル」方面へ戻らむとしていると、すぐに、右側にだけモノラックのある「V字Dscf3801型」もしくは、「逆ハの字型」。ネット情報子が言よったんは、このことじゃったんじゃの。片方にしかレールはないじゃないか。ま、たぶんこれで間違いなかろう。また、いつかそのうち、ここを上ってみることもあるかもしれん。

♊ つづき:岡村島 甲ノ峰 ④

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