竹原城山 小早川神社~大福地 ②
ま、上れたんじゃから、下りることもできようて。「何とかなる」じゃ。さて、バスセンターから「かぐや姫号」、小早川神社バス停で下車して、出発したのが10時17分。ちょっとバスが遅れ気味、乗降者は少なかったけど、道路状況かの…。だいたい、勝手の分かる道を東へ上っていきます。結構な勾配じゃの。
やがて、木村城跡の案内板。これを右に入ります。小川を渡ると、山道。片側が崩れているとの注意書きがありますが、大したこたぁない。グルっと回る手前で、尾根すじへ上る坂。ちょっと分かりにくいけど、案内板があるので、助かります。広場に上ってみると、突き出した岩場。じゃが、木に遮られて展望は、いまひとつじゃの。さらに巻いて、高みが「木村城跡」。
ひと息ついて、さて、城山へ向かわむと意気込みますが、どうも、この台から直接のルートはなさそう。そこで、一段下りて、探してみます。じゃがどこにも、山道らしきもんは見当たらんの。右・中・左に、何となく尾根すじらしきものはある。左は、あまりにも急落。右も急なうえに、密集した森。まん中だけ、その下に白い道のようなものがありそう。
方角は、ちょっとズレとるけど、これを下りてみよう。違やあ、右へ移るじゃ。そう思って、カン木を掴みつかみ下りてみますが、どうもまともなルートになりそうもないの。そう思うて、いつもまにか右にせりだしてきていた高みを見上げると、どうも尾根すじ。その上は歩けそうな感じがします。「あれじゃの」と、滑り落ちそうな斜面を伝って移動。
乗り上げてみると、何とか歩けそう。そして、ふり返ってみると、やっぱり鬱蒼とした森になっとる。さっきの右の尾根すじじゃ。こっちがルートなんじゃろの。「城」じゃけぇ、どこからでも簡単に上れるようなところじゃいけんかったんかの。南へと進んで行くと、一応、山道のようなもの。やっぱりこっちで良かったんじゃ。
そう思いながら、尾根すじを上って行きます。ふり返ってみると、かなりの急勾配。この前はこれを見て、「道が途絶えとる」と錯覚したんかの。それからようやく、例の堀切に。左は、あの到竹の散乱場所。右は広い谷。これが既踏ルートの証明じゃ。ここをまっすぐ進みます。結構な坂。はてこの先、どうじゃったかいの。
確か、広い鞍部があったような覚えがあるんじゃが…。そう思いおもい歩を進めていくけど、ずっと稜線続きで、それらしいもんがないの。ま、あのときは、わけ分からん状態じゃったから、当てにはならんかの。まぁ、エエわい。とにかく、この主尾根すじをたどって行こう。やがて途中には、迷って這い上がってきたような覚えのする谷も…。
♉ つづき:竹原城山 小早川神社~大福地 ③
« 竹原城山 小早川神社~大福地 ① | トップページ | 竹原城山 小早川神社~大福地 ③ »
「県中東部」カテゴリの記事
- 仙酔島 烏ノ口展望台 ⑤(2024.09.13)
- 仙酔島 烏ノ口展望台 ④(2024.09.12)
- 仙酔島 烏ノ口展望台 ③(2024.09.11)
- 仙酔島 烏ノ口展望台 ②(2024.09.10)
- 仙酔島 烏ノ口展望台 ①(2024.09.09)
最近のコメント