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2023年1月29日 (日)

下蒲刈島 時計回り ④

 そうそう、前回はここで、このまま進んでエエんじゃろうかと疑念を抱いたんじゃ。さてと、進路をふり返ると、鉄塔までまだまだDscf3538ありそう。すぐ先に、分岐。向きは同じじゃが、左は上り、右は下りになっとる。これは、どっちじゃたかの。地図を見て、よう確かめてみると左か。そう確信して上っていくと、ようやく。

 例の187.2三角点のあるはずの、アンテナのある鞍部。三角点のありかは、相変わらずハッキリしませんが、とにかく、電波塔の方へ。しばし、補修道が続き、やがて、その電波塔。何やら男性の笑い声が聞こえてきました。たどり着いた塔は、フェンスで閉じられていて、その前にクルマ。こちらに気づいたのか、その後ヒトの気配はせず。

 ここは通れんのか…。岡山弁で「おえりゃぁせんの」と、左にあった側道を進みます。すると、塔をふたつ過ぎた先には墓がありましDscf3543た。じゃがその先は、ヤブで閉ざされていて、その気にならんと、とても通れそうにない。そこで戻って、途中にあった一段下へのすき間。これは、この前ここから乗り上げた空間じゃ。そこを下りて、斜面トラバース。

 それにしても、ゴミだらけじゃの。やがて、鞍部にたどり着きますが、その先はヤブっぽい。それでも、尾根すじらしきものをたどって行くとようやく、まともに歩けそうなところに。とはいえ、まともな山道とは言えぬルート。カン木の間を縫いながら進みます。そして、最後は竹矢来。下り場所を探しつつ、何とか、農道に下り立つができました。

 この前は、逆走じゃったけど、ようこの難関を乗り越えてきたもんじゃのという思い。歩きはじめじゃったからかの…。さて、ここかDscf3547らは歩きやすいルート。じゃが、地図に記されとる交差鞍部と、ちょっと違うところもあるで。特に、ふたつめは。道を違えそうになるのを、何とか方向を読み取って、まともなルートに。

 やがて、安芸灘大橋が見えてくるようになりましたが、ここからも結構な距離。なかなか、進まんで。さらに、ユルいけど上り坂などもあって、それを越えるとようやく、一気に下り。ようやく現れた、斜面に点在する民家を眺めながら、下りて行きます。そして、下山口に。11㎞余りなんじゃが、すでに膝は音を上げはじめとる。

 何とかムチ打って、進みます。信号が変わる前に、神社の名前をチェック。「蛭子神社」か。そこから横断歩道を渡って、やうやう見Dscf3552戸代バス停に着いたのは、13時29分。ほぼ計画どおりのタイム。ここの待合所で、バスの13時53分まで、しばし休憩しつつ、山歩きデータの書き出し。上蒲刈島の、抉った斜面の下にある建物などを眺めながら…。

♑ :(了)

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