広島南アルプスロングコース順縦走 ②
そんなことを考えながら、ときおりある急坂を上って、ガガラ山へ。ひと息つきながら、武田山を眺めます。改めてみると、結構突き出しとるの。それで、上りが急なんか。吹通しからの上りは、確かにそれを思わせる急坂。展望広場を過ぎて、たどり着いた武田山山頂。9時15分で、‐4分。この調子じゃの。ひと息ついて、さて、火山へ向かわむ。
水越峠を過ぎて、うっかり黒谷山ピークを見過ごしてしもうた。ついつい考えごとをしとったんじゃ。このピーク、山道が若干高まっとるだけじゃから、よっぽど気に留めとらんと、おえんのじゃ。ま、このまま行け。ニセ水越峠と春日野分岐は、間違いなくチェックして、何とか火山山頂に近づいたあたり。何やらヒトの話し声…。
ピークにたどり着いたのは、10時10分で、-3分。女性ハイカーが2人。あいさつを交わして、「どちらまで」と聞くと、ここだけとのこと。そして、こちらに対して縦走ですかとの問いかけがあったので、是と答えておきます。木が伸びて見晴らしが悪くなっていることを共感。さて、次へと足を踏み出すと、駆け上って来た男性。
声をかけてみると、ランナーのよう。走れそうなところだけ走っていると謙遜しとるが、先に行ってもらうことに。すぐ後から出たけど、やっぱり、彼の後姿は、それからいっさい見えんかったの。そして、今度は上ってくる、少し年上に見える男性。あいさつを交わしてすれ違ったけど、しばらくしたら、背後にヒトの気配。
ふり返ると、さっきの男性が…。道を譲りますが、これがかなりのスピードなんじゃ。リュックも背負うとらんから、近場に住んどって、トレーニングでもしとるんかの。それにしても、足元を見ながら素早い足の動き。真似はできそうもないけど、参考にせむ。今日は気を抜かず、一貫して速足に努めとることにしとるんじゃ。
そのペースで、丸山に着いたのは11時13分で、‐4分に回復。とは言うても、誤差範囲。じゃが、この丸山ルート。起伏が小さいので、油断できん。何とかウォッチをつけとらんでも、過去の自分にすぐ追い抜かれるんじゃ。そんなことで、自らを叱咤激励しつつ歩きます。あの「滝の観音」からの男性に会えるかのと思いながら…。
その甲斐あってか、彼には会えんかったけど、大茶臼山に着いたのは11時51分。-6に前進。よし、このペース。展望岩には、ツーストックの男性ハイカー。おっ、その姿は本格的な山歩き装備じゃないか。「縦走ですか」と声をかけると、「今日は、行けるところまで」との返事。さらに、縦走する気力はないとのこと。なるほど。
♒ つづき:広島南アルプスロングコース順縦走 ③
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