竹原 城山 ②
じゃがそれなら、それに見合う時季に行くことにしよ。冬の間でも、たぶん「小春」日和の日もあろうし、春になってからでもヨカ。今回は、交通手段の詰めをしとらんかったために、後回しになって、ついにこの時季になってしもうたんじゃ。じゃが、まだ晩秋じゃというのに、急速に寒うなったからの。
ま、そんなことで、並行して準備しとった、竹原城山に挑戦することに。とはいうても、このコース、総距離3.9㎞の足休めと位置づけとったんじゃが、心しておくことがふたつ。ひとつは、大福地登山口からの急坂。ここはちゃんとした道があるということなので、淡々と上れば何とかなろう。もうひとつは、城山から北へ向かう尾根ルート。
どうも、ネット情報によると、まともな道がないらしい。ここはコンパスチェックしながら、周囲をよく観察して、尾根すじを違えぬよう気をつけたい。そんなことを考えつつ降りた大福地バス停。ここから橋を渡って、登山口らしきところへと向かいます。すると、「ようこそ城山へ」という案内板。これにしたがって、上って行きます。
墓地の横を通りすぎると、やがて、落ち葉とガレが敷き詰められた道。ちっと歩きにくいけど、ロープに導かれます。そして、ようやく、「ようこそ城山へ」の標示。たぶんここは、296ピーク。立ち木にかかった鉄バシゴ。山頂までもうすぐじゃろ。そんな思いに反して、結構な坂が続きます。安楽とは言えんの。
何とか稜線に乗りあげると、左尾根へのテーピングをチェック。北ルートへの出はじめはここなんじゃの。そう思いながら、東へ向かいます。若干のユル坂を経て、ようやく、350.8三角点の城山山頂。南側に木々の合間があって、そこから海が見えます。岩場に座って昼メシ。気温14.9℃、湿度47%で、ちょっと寒いけど、居心地は悪くない。
ゆっくりと、オムスビとユデ卵を食べて、さぁ、下山にかかるか。ところが、下って行くと、上りルートの合流点がよう分からんかったの。さらに、右側に続くはずの尾根すじが、隆起してこんのじゃ。そのまま下りて行きます。こりゃぁ、どうも違うの。そう、思いつつも、今さら引き返す気にならんで。
本来なら、ここで上り返すべきじゃったんじゃ。ところが、帰りのバス時刻を14時台と決めとったから、それが足枷になってしもうたんじゃ。急降の尾根すじは、どんどん、道がハッキリせんようにせんようになってきた。何となく踏み跡のように見えるものを、たどりはしますが、滑りすべりの急坂。
♒ つづき:竹原 城山 ③
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