広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
今のところ、左膝の調子は悪うないの。砂防堰堤から九十九折れの山道へ。見慣れた偶像を、サラッと横目でチェックしつつ…。そういえば、上りはじめに出会った、下りてくる男性がおったの。「もう、上ってきたんですか」とたずねると、「そう」との応え。「お疲れ」と返してすれ違います。そこから山頂までは、誰とも会わず。
そして、たどり着いた東峰。今日は、遠景が割とスッキリしとるかの。宮島から能美島、そして、ふり返って窓ヶ山などを眺めながら、ひと息ついて、次の鬼ヶ城山へと向かいます。山際ルートを下りて、道行地蔵からは、尾根すじの上り、さらに鞍部を経て直登。ま、このくらいは…。やがて、鬼ヶ城山ピーク。タマゴムシパンを食べます。
さて、パノラマルートから遊歩道を歩いて、草沼道交差点取付きに向かわむ。すると、何やら作業用モノレールが敷設されとるで。しかも、一部は山道を跨いどるところも。但し、ここはレールが途切れとるが…。じゃが、荷物を移動させるときにはどうするんじゃろうか。そんなことに思い悩みながら、歩を進めていると、前方から女性。
無言の会釈に対して、「おはようございます」との声を発してすれ違わんとするや否やの瞬間。ありゃ、この人は、「体育会系女史」じゃなかろうかとの思い。じゃが、いまひとつ確信に至らんかったので、そのままやり過ごしてしまいます。ひと声かけてみりゃ良かったの。間違いならそれでも、別にどういうこたぁなかったのに。
今年のロングコースのときには、まったく会えなんだから、久しぶりなんじゃがのー。そんなことを考えても、後悔先に立たず。もはや致し方なし。その後も数人とすれ違いつつ、草沼道へ下り立ちます。交差点の電光表示温度計は、6℃。さて、道路を渡って、捻れ階段。この先の己斐峠の階段のことが思い起こされるけど、憂うのは止めて、今に集中。
まだまだ、体力には、余裕があるで。窓ヶ山方面展望尾根を過ぎ、急坂をやり過ごして、見越山。タマゴムシパンの残りを半分食べて、ひと息。よし、次は柚木城山じゃ。そこからは起伏はあるものの、ユルやかな稜線を歩いて、ねじれ木をチェックしながら、山頂コブに乗りあげ。草の刈られた広場で、水分補給。
そして、再び急坂を下りて歩いて行きます。左にときおり、ジ・アウトレットなどを眺めながら…。しばしのユル勾配とおさらばして、急な下り坂。滑らんように気をつけながら、己斐峠。ジュラルミン階段へと向かって、左側によって歩を進めていると、国泰寺の前あたりで、道路を右へ渡るハイキングスタイルの若者。
♓ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
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