広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
足取りを見ると、ランナーのようにも見えるけど、背負っとるリュックは大きいの。目が会ったので、手をあげて合図を交わします。向うは笑顔で会釈じゃったかの。さて、ジュラルミン階段。今日は262段をカウント。大茶臼山ルートに入ります。やがて、パノラマルートの急坂に。まだまだ、大丈夫。そんなことを思いながら、上って行きます。
そしてようやく、直前のコブから鞍部を経て、展望岩に乗りあげ。11時33分。誰もおらんの。あの滝の観音おじさんも…。ちょっと朝が寒かったかの。そんなことを思いながら、定点のここで、昼食。じゃが、気温15.4℃、湿度40%と、さほど寒くてたまらんわけでもない。ゆったりと18分間。オムスビとユデ卵を食べます。
今日はホットコーヒーを持ってきたんじゃが、この気温ではまだ、さほどの有難味は感じんの。大峰山をチェックして、さぁ、後半ルートに出発じゃ。おっ、今日は歩きはじめても、さほど脚に違和感がないの。少しは調子がエエんかの。そんなことを思いながら、大茶臼山山頂の手前まで来ると、女性ハイカーがふたり。
そこの階段で昼食でもとっとったたんか。出発支度をはじめたよう。あいさつを交わして、通り過ぎます。山頂標柱をチェックしてしばし、下りていると、例のおじさんハイカー。顔の覚えはいまひとつじゃが、その雰囲気を感じ取ることができたので、声をかけてみると、やっぱり。「寒いからやめたんかと思うとった」と言うと。
「何、寒いときほど歩きやすい。上りで汗をかくほどの運動がエエんですよ」との応え。元気でエエと、心の中で思いつつ、畑峠へ下りて、丸山へと向かう。何か長いの。そういえば、さっき柚木城山ルートを歩いたときにも感じたの。そんなことを考えとったら、おっと、こしき岩を見逃してしもうた。じゃが、いまさら戻らず。
そのまま、丸山ピークへの上りに。乗りきってたどり着いた三角点には、やっぱり山頂標示がのうなっとるのはそのまま。付いとったものを、何で取るんかの。その理由は考えもつかんが…。さてと、ひと息ついて、今度は火山じゃ。観音山から石山、そして権現峠。ここからはやや勾配が増すんじゃが、何、たいしたこたぁないんじゃ。
小堀山から三田峠を過ぎて、火山へ。岩場を乗りきって、春日野団地を垣間見ながら、ピーク広場に。何やら姿が見えると思うとったら男女数人のハイカー。6人ほどか。あいさつを交わして、ひと息つかむとすると、どうも武田山方面へ先行するらしい。口をはさむゆとりもないまま、それを許してしまいます。
♓ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
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