洞山反時計回り リベンジ ④
やっぱり、ハッキリとした山道。これじゃ。時計回りのときは、どう見えたんかのぅ。ふり返ってみると、まともな道が続いているように見えはしますが、たぶん、あの先当たり、シダヤブじゃったかもしれんの。そう推測して、前へと進みます。しばらく進むと、「渓流」への案内板。はて、尾根すじルートは、どこになるんか。
判然とはしませんが、この看板の裏側へ上ってみることに。すると何とか、ルートがつながっていました。そして、482ピークではなかろうかというコブ。それからも、シダヤブっぽいところが、いくつもあったり。これが、まともな道なんじゃろぉかと不安になりますが、それでも何とか、ルートらしきものが続いとるんじゃ。
そうこうしているうちに、右への下り坂発見。若干広めの山道。これじゃの。尾根沿いにも道のようなものが続いとるが、こっちの下り坂じゃろ。そう判断して、下りてみます。覚えにあるほど、九十九折れしとらんの。そう思いつつも、進みます。途中で滑って背中モチをついたりしつつ、谷へ下り着きましたが、あの坂じゃぁないの。
ずいぶん奥まったところじゃ。こりゃ、尾根すじから下りるんが早すぎたかの。じゃが、今さら引き返す気分にはなれんで。このまま行こ。ところが、進むにつれ、道らしきものが怪しくなってきました。そして、左側にずり落ちた斜面。谷は、土砂と岩と倒木で埋まっとる。歩きにくいの。それでも何とか、踏み跡らしきものを探しさがし、歩を進めていきます。
さらに、右からの崩落斜面も…。とにかく、歩けそうなところを、下流へじゃ。それでもやがて、対岸に道が復活してきました。そちらへ渡って、歩いて行きます。抉れていて、ガレだらけで、すぐそばの沢との区別がつかぬ難儀な道。それでもようやく、左に、尾根すじから下りているあの坂。やっぱり、こっちじゃったんじゃの。
それにしても、あの小さな標示板がのうなっとるで。この前の雨のせいかの。それにしても、この洞山、もう一回歩いてみんと、完結せんの。そんなことを考えているうちに、グリーンスポーツセンター跡に着いたのは、12時47分。計画では、ゴルフ場下バス停13時57分じゃけぇ、何とか間に合いそうな予感。
一段上の広場では、デイキャンプでもしとる様子。ここで、ひと息つきはしましたが、顔を会わすこともなく先へと急ぎます。途中で見かけた、久々の無主のカキをいただきます。ちょっと焦ってしまったか、ひと欠片、咬まずに飲み込んでしまいました。しばし、食道あたりに違和感…。さて、幹線道路に出て、バス停へと向かいます。
グリーンスポーツセンターから2㎞弱。ゴルフ場下バス停に着いたのは、13時19分。予定時刻より38分早かったの。バスは14時15分発で、56分待ち。まぁ、駆け込み乗車になるより良か。ここでゆったりと、山歩きデータ書き出しに励みます。今日は、ミミズは出てこんかったで。やがてやって来た、大型バスにも、ちゃんと乗り込みました。
♌ :(了)
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