広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
そんなことを考えながら、大茶臼山ピークをチェックして畑峠へ向かっていると、さっきの男性ハイカー。何か、前回も出会ったような気がするので、そのことを問いただしてみると、向うからも「そうかもしれません」と丁寧な返事。ま、ハッキリとはせんが、どうもときどきここへ上っている様子。それならまた、会うかもしれんの。
さて、畑峠へ下りて丸山へと向かいます。このあたりの起伏はユルい。じゃが、だんだん脚に疲れが出てきて、違和感を覚えるようになってきました。丸山ピークを過ぎてしばし、左膝にサポーターを着けてみます。おっ、なかなか調子がエエで。何か、左側だけ軽くなったような感覚。じゃが、途中ですれ違った男性ハイカーの軽い足さばき。
それを羨ましく思いながら、進みます。さらに、良くしゃべる女性ハイカーふたりともすれ違い。あれではクマも退散するじゃろ。それにしても、歩くにつれ、やっぱり辛くなってくるの。ま、それでも最後まで歩ききるぞ。火山への上り坂も何とか乗りきって、無人の山頂で、少しゆっくりと休みます。
今日はめずらしく、道中で体長10cmほどのカマキリ3匹。そして、黒いシマ蛇、中小3尾とすれ違いました。さぁ、武田山へ。これが長い道程なんじゃ。水越峠から急坂弓場ルートを上って、ようやく稜線に。その起伏をやり過ごして、ようやく武田山山頂に。14時54分。今日もやっぱり、遠景はやや白っぽいが、よう見える方じゃ。
展望を堪能して、さぁ、下りるぞ。問題は、長寿サクラからの下りと、例の谷ルートへの移行なんじゃ。展望広場で、温湿計のチェックなど済ませて、ヒノキ林を下りて行きます。ここも九十九折れなんじゃが、さほど安楽というわけではありません。そして、長寿サクラ分岐。だいたいの見当をつけて、斜面を下りて行きます。
いつものように、踏み跡のようなものはあるんじゃが、結構な勾配。今日はアレチノヌスビトハギ対策にと、ヒノキ林で木杖を拾っておいたんじゃ。これをストック替わりにすると、歩きやすい。倒木のあたりで、七久谷をチェックしてみます。さほど崩落は、進展しているようでもなさそう。次回は行けるかの。
そんなことを思いつつ、尾根ルートに入ります。そして、例の切り株をチェックして、斜面に。ここでも木杖が役に立つ。下りて行くと、崩落沢。ちょっとだけ岸が後退しているようですが、それなりに下りることはできました。その先の谷ルートの端は、もっと退いとるの。それでも、何とか乗り上げてしまえば、大丈夫。後は楽勝。
♍ つづき:
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