三滝山 A~B ②
道中、被爆者無縁墓地をRに示したりしつつ、ようやく三滝寺に到達。顔見知りの可愛い地蔵様を紹介したりしながら、階段を上って行きます。十六羅漢やCコース入口の三鬼権現堂への坂も。そして、「幽明の滝」の前を左へ入って、いよいよ山道へ乗りあげます。ここからしばし、野性的な沢道。堰堤を越えて、林の中に延びるユル山道に。
しばらく安楽に進みますが、やがて竹林に入ると、尾根への急勾配。尾根すじにたどり着くと、やがて送電鉄塔。ここで、Rとルート図で現在位置を確認。もう少しで、稜線と励まします。まもなく、その稜線に乗りあげます。「じゃが、ここからも、結構な上り勾配があるけんの」と、Rを戒めておきます。
ま、Rはそんなことに構いもしないペースで、黙々とついてきます。すると、三又分岐。どこを通っても、たぶんその先で合流するはず。今回は右を通ってみるか。急なモギ階段を上ると果たして、そのとおり。そして、もうすぐかのと思うとった、丸山分岐。急降を左に見ながら、先へ進みます。
そこからも、いくつか坂を上り下りして、ようやく三滝山山頂に着いたのは、11時38分。よし、ここで昼メシじゃ。何組かの先着ハイカー。あいさつを交わして、空いていた細木のベンチに腰掛けます。こちらは、定番のオムスビとユデ卵を食べますが、Rは食欲がないと、広場を散策、食の細い奴じゃのと思いつつ、念のため、昼食を持って来とるんかとたずねてみます。
持っては、来とるらしい。さらに、間食用の菓子パンを進めてみましたが、今はいらんとのこと。ま、エエわい。さてと、こちらは食べ終えたんで、下山にかかろう。Bコース、こっちは急勾配なんじゃが、どうやら模木階段が整備されとるようじゃ。歩きやすいの。そんなことを思いながら下りていると、若い男女ハイカー。
山頂では見かけんかったような気がしますが、追いついたということは、こっちが速いんじゃろうな。そう思いながら歩を進めていきますが、これがなかなか、追いつかんのじゃ。やがて、双子岩。ここで、彼らの足が止まりました。岩陰で仲良くしている様子。岩の上にいた男性ハイカーが下りてきました。
彼と交代で、右の岩に乗りあげむとすると、Rは、何の恐れもなく平然と乗りあげます。こちらもその後を追う。なかなかの眺めじゃが、高尾山は見え辛いの。ま、こればかりは、いかんともしがたい。さ、さっきのカップルに先んじて下りて行きます。やがて、十字分岐に下り立ちました。まっすぐ進んだら、大原山じゃったろ。
♌ つづき:三滝山 A~B ③
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