広島南アルプスショートコース順縦走 ④
そんな弱気が頭をよぎるようになりますが、途中でリタイアしたら、また、頭からのやり直しになるから、それは避けたい。そのことを歯止めにして、頑張ります。さて、己斐峠。というても、下りは代替ルートなんじゃ。そして、柚木城山取付き。若干荒れ気味じゃが、大崩れはないの。何、ここからは小上り、小下り。大丈夫、大丈夫。
そうはいうても、その小上り、小下りが結構、堪えはするんじゃが…。そんなことを感じながら、元二重鉄塔で、OS1ゼリーを飲んで気分を整えます。そして、柚木城山ピークでひと息。そこから、さらに歩き進めていると、脚が痛すぎる。そう感じたので、KS鉄塔脚のコンクリ部分に腰を下ろして、長めの休憩。
かなり、楽になってきました。じゃが、この先、また痛うなるんじゃろうな。そう思いつつも、とにかく歩きます。そして、357ピーク。ここでも、丸太ベンチに座って、ちょっと長めに休んでおきます。うっかり窓ヶ山展望丘を、通りすぎてしまいました。ひょっとしたら、木々が伸びてもはや、視界が遮られとったんかもしれんの。
そして、捻れ階段の手前で、そうじゃと思いつき、痛み止めを飲んでみます。山歩きの最中に飲んで、いったい、効果があるもんやらどうやら分かりませんが、気休めに。じゃが、その影響か、あるいは疲労困憊のためか、捻れ階段の下り、うまい具合にカウントできんかったんじゃ。下り方からして、もはやデタラメというてもエエ状態。
それでも、草沼道を渡るときには、不細工な歩き方にならんよう、気をつけて歩きます。そして、西側の取付きから竹林道へ。ここも緩急な勾配があって、ハードなところもあるんじゃが、ここも、無心で切りぬけます。そして、「大丈夫かの」と心配しつつも、近道を登って、鬼ヶ城山山頂。ここでも、風景を眺めながら、ちょっと長めの休憩。
通りすぎる男性ハイカーとあいさつを交わして、さぁ、残す一山、鈴ヶ峰。後ひと踏ん張りじゃ。そう思いながらも同時に、脳裏には途中の急坂が浮かんできます。道行地蔵下の公園で、顔を洗い、空いたペットボトルに水を入れてリフレッシュ。よし、行くぞ。鉄塔鞍部から乗り上げて、長い坂を進みます。
やがて、東斜面の上り。コブに乗りきって、山頂へ歩を進めているところで、下りてきた男女ハイカー。あいさつを交わすと、どこからと問われたので、武田山から答えます。すると、「それはたいへんでしたね」との労い。「もうヘロヘロです」と返します。さぁ、東峰ピーク。ようやく着いたぞ。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ⑤
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