広島南アルプスショートコース順縦走 ②
クソ!。これを取るのに結構なロスタイム。さてと、今日は、"on the pillow"で、いつもの七久谷ルートじゃのうて、鉄塔ルートを行ってみようと思いついたんじゃ。19日の台風14号、前触れほどではなかったものの、結構な風とかなり強めの雨が長い時間降り続きました。確か、降水量は24時間で126㎜とか。大したことないといえばそうなんじゃが…。
あれでも、すでに崩落したままの七久谷ルートが、どうなっとるか分からんし、まだこれから崩れる可能性がなきにしもあらず。それでも強行突破するかの。考えをめぐらせていたとき、そういえば、すぐ横の尾根すじを通るルートがあったはず。チェックしてみると、鉄塔ルート。久々じゃの。七久谷ルート探索はまた次回、地盤の落ち着いたころに。
さて、花みずき台登山口からしばらく上って、分岐を左へ折れると、いきなり急坂。乗りあげて歩を進めていくと、かなりヤブっぽくなってきました。しかも、ヒトが通っていないようで、クモの巣だらけ。ときおり、大きなジョロウグモが身体にまとわりついてきたりしながら…。そしてやっぱり、谷合からはやや激しい水音も。
やがて、八幡水ルートとの合流点。急坂を上ると、元は休憩所でもあったかのような場所。この前まで残とった朽ちた案内看板が倒壊しています。ここでひと息ついて、さぁ、これから急登じゃ。できるたけ無心になって、歩を進めるよう心がけます。台風後のためか、落ち葉がいっぱいで滑りやすい。それでも何とか、稜線縦走ルートに乗りあげました。
ここからも無心を貫き、いつのまにか、武田山山頂。誰もおらんで。今日はこの時間、スリーブレスでは、上りでもちょっと寒いの。さて、水分補給して、火山へ向かわむ。調子は悪うはないで。淡々と、弓場ルートを下りて、水越峠から上っていきます。黒谷山ピークをチェック。もうひとつ、小さな山頂標示板が加わとった。
これからの長い道程も、できるだけ辛さを考えないよう心がけます。そして、ようやくたどり着いた火山山頂。ひと休みしていると、男性が上ってきました。軽装なので、走っとるんかと聞いてみると、そうらしい。山本のダイキの裏から来たとのこと。しばらく、縦走路以外は歩いとらんから、どこじゃったかよう分からんの。
とにかく、彼が走ってきたルートには、崩落個所はなかったけど、クモの巣には難儀したらしい。先に見送って、こちらもひと息おい て、踏み出します。さすがに、ランナーは速いの。その後ろ姿も見えんで。そう思いながら歩いていると、ヒトの声。鞍部の先を見ると、何やら離合した様子。そのうちのひとりは、先ほどのランナーかも。
♈ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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