« 神峰山 白水~天満 ① | トップページ | 神峰山 白水~天満 ③ »

2022年8月29日 (月)

神峰山 白水~天満 ②

 フェリーに乗って、客席から眺めてみると、なるほど。ここは竹原港そのものなんじゃの。さて、進行方向正面には、大崎の発電所らDscf2021しき煙突が見えます。懐かしい契島も。美しい島々を眺めているうちに、白水港に到着。フェリー桟橋に乗り上げて、直ちに沿岸道路を道なりに西へ。同じ船から下りた女性が、歩いていくのがみえます。

 こちらが多少の準備をしたりしていると、ずんずん先へ行ってしまう。ま、別に競争しているわけでもなし、どうでもエエんじゃが…。そんなことを思っているうちに彼女は、左の集落の方とへ折れてしまいます。すると、今度は年配男性の姿が目に入ってきました。彼は途中から、ひとつ海側の道に。こちらも、クルマ通りから離れたそのルートへ。

 結構速いのぉと思うとったけど、歩道が再び収斂するあたりで、追いつきました。何やら体操のようなことをはじめたので、サラッとDscf2033背後を通り抜けます。さて、これからが長いぞ。はるか前方に商船高専のようなものが見え出しました。そういえば、高校進学のとき、父から何気なく勧められたことがあったの。

 じゃが、遠洋航海の船乗りになるにはタメラいがあったし、あの頃は、自分にもっと他に、何か才があるのではという錯覚に囚われとったんじゃ。そんなことを思い出しながら、歩を進めます。道のカーブと尾根の張り出し具合から、現在位置をチェックしつつ…。すると、右前方に春慶山らしきもの。この先の交差点を左のはず。

 しばらくすると、信号。その先に、「神峰山⇐」の標示板。ここじゃの。そう判断して進んでいくと、上り坂に。峠になるんか。ここDscf2047までずっと、平地じゃったけぇ、ユル勾配でも坂を感じるの。そして、峠を過ぎたところですぐに、西光寺がありしました。ちょっと覚えと違うたけど、よくよく観察すると、やっぱりこの交差点から左へ入るところじゃ。

 さぁここからは、林道ではあるもののグネグネ坂道。じゃが、木陰は涼しいで。まだ青くて固そうな柑橘畑を上って行くと、この前、女性たちがキウイの選果しとったところ。右下の谷に池、そして、前方を見上げると神峰山。その先の林道分岐を過ぎて、まっすぐ。その先も結構な道程。ずっと、林道なんじゃが、それなりの勾配。

 歩いていると、沢に激しく水の流れる音。そう言えば昨日、広島県に大雨警報が出とったんじゃ。幸い居住地周辺は、さほどでもなかDscf2050ったし、大崎上島も、山歩きを回避するほどの雨量ではありませんでした。そう思ってはいましたが、それなりの雨は降ったんじゃの。やがて、側溝から道路半分くらい、水が流れ出しているところも。

♋ つづき:神峰山 白水~天満 ③

« 神峰山 白水~天満 ① | トップページ | 神峰山 白水~天満 ③ »

県中東部」カテゴリの記事