神峰山 白水~天満 ③
その源となっているところ、水が噴き出していたので、手に取って顔を洗います。冷たくて気持ちいい。そこからも、しばしの距離、
なかなかじゃの、という気分。それでも、ようやく遊歩道の起点にたどり着きました。山頂まで、850mとの標示。地形図をチェックっすると、標高差は100m余り。結構あるの。模木階段のハードな坂が続きます。
そして、あと600m、400mとカウントダウンする標示板。それでもときおり、そよ風が吹いて、「生きとって良かった」という気分。途中、左に見える突き出た峰。あれが、ピークじゃろか。そんなことを思いながら、それからも続く坂。何とか最後の急登を上りあげて、ようやく山頂に到着。苦しかったのぉ。
薬師堂の前にある木陰のベンチは、虫がウルサそうなので、日は当たるけど、展望台の上で昼飯に。12時04分、気温31.6℃、湿度41
%。そして、ここにも、「生きていて良かった」と思わせる、そよ風。それで、オムスビとユデ卵を食べた後、ほんの少し横になります。帰りの高速船便まで、十分時間がありそうなので、ゆったり。
さて、石鎚神社まで、山頂直下の急坂をしばし下りて、トラバース。途中に展望所。大三島薬師山、そして今回は左側に、安神山と鷲ヶ頭も同定することができました。この前より、見識が広がっとるからの。そんなことを考えつつ、石鎚神社展望所から、もっと東の方までチェック。さて、下山にかかるで。
ここからは、少しばかりヤブっぽい山道。模木階段が続きますが、この段差が大きいんじゃ。歩きにくいの。ま、これは覚悟の上。標
高差400m以上を2000mの距離で下りていく急坂。ときおり見える下界は、まだまだ低く、行けどもいけどもという感じ。ただ、西を向いたときに吹いてくる風に、幸せを感じながら歩きます。
「OS1」ゼリーは、身体に心地よい。やがて、露地をたどってきた模木階段はなくなり、林の中を進む九十九折れ坂に。そして、黄色が目立つフェンスが現れてきました。いよいよ、終点の寺か。確かに、泥地の斜面をトラバースするところは、フェンスがあった方が安全。やがて、その色が赤くなってきました。そして、金剛寺。
♊ つづき:神峰山 白水~天満 ④
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