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2022年7月26日 (火)

八幡原霧ヶ谷湿原 ②

 その後、避けようとしているにもかかわらず、ヤフーコメントにこだわってしまい、結局、予定よりほんの少し前の出発に。先日のDscf1616松江行で、無料の市民駐輪場に止めとったマイ自転車。乗って帰らむとすると、何と、後輪の空気を抜くイタズラ。おかげで雨が降りしきる中、家まで自転車を押して帰ることに。そのドサクサで、コジカカードまで紛失。

 弱り目に祟り目か。そこで、この経験を深く顧みて、同じ轍を踏まんように、今日は日帰りじゃけど、有料駐輪場を利用することにしました。100円かかっても、得体の知れぬイタズラをされるより気分がエエ。バスセンターから、益田行のバスに乗り込みます。今日はたぶん、余裕のあるコースになるはず。そう楽観。

 まだ、さほど気温は高くないにもかかわらず、バスの中は冷房が効いているので、早々とスリーブレス姿になった身には、少々寒い。Dscf1634乗車前に済ませているにもかかわらず、だんだん切迫してきて、ついに「非常事態宣言!!」。詳細は省きますが、何とか誰にも、もちろんバスにも、迷惑をかけないよう対処して、ことなきを得る。

 さて、難局を乗り切ったところで、八幡原バス停に到着。「さぁ、行くぞ」と歩を踏みだしたのは、11時40分。前回の臥龍山行で、千町原登山口までは勝手知ったるルート。今日は少しばかりのんびりと、周囲の風景を眺めながら歩きます。途中のカキツバタ園の手前に、地元通信紙の掲示板がありました。

 ここを訪れたことがあるという、牧野富太郎氏のことが書かれています。筆者がスズメバチの刺されて、アナフィラキシーショックにDscf1637陥ったことも…。カキツバタの花は、この時季満開になっとるかと思うとったけど、来るのが早かったのか、それとも遅かったんかよう分からんが、チラホラという状況じゃったの。

 そこからしばらく進んで、「高原の自然館」の案内標柱。まもなく臥龍山千町原登山口、12時19分。エエ時間。ここで昼メシにしよ。並べられた岩の上に座って、オムスビと今日はダシ巻き卵。これは汁が垂れるのがいかん。12時31分に食べ終えて、さぁ、出発じゃ。しばらく進むと、駐車場。クルマから人が降りて、ウロウロ。

 そういやぁ、このあたりから側道があるんじゃった。そこへ入らむとしたところに、黄色いアヤメ科の花。少し先んじていた年輩の男Dscf1645性。「エエ花がないの」と、写真撮影を諦めた様子。「これは、何という花ですか」と聞くと、「知らん!」と、切り捨て返事。こう言うのを、ケンモホロロと言うんじゃろうな。

♑ つづき:八幡原霧ヶ谷湿原 ③

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