広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
少し上って、左の墓苑からのルートとの合流点の手前。思い出した温湿計のリセットをせむとすると、めずらしく左から上ってくる男性ハイカー。横目でチェックしつつ、リセットを済ませて、さぁ、あいさつを交わすかと顔を上げてみると、何と彼は引き返しているではないか。ま、これは如何ともしがたい。そのまま右に折れて、上っていきます。
若干鬱っぽい気分とは違って、身体の調子はさほど悪うはないの。そんな感じを抱きながら、たどり着いた東峰。何と島々も山々も、遠くの景色は真っ白。ちょうどベンチで休んでいた男女ハイカーに、そのことを訴えると、「晴れとるのにね…」と共感。まぁ、そのうち、カスミが取れるかもしれんと思いつつ、鬼ヶ城山へと向かいます。
いつものように、道行地蔵からの上りは、鬼のさんぽ道を使わずに急坂。ピークではバナナケーキをかじって、景気をつけます。下りはパノラマルートをゆったり。はて、竹林道にはタケの落葉がいっぱい。「じゃが、あんまり滑らんの」と思っていましたが、それでも、勾配の大きいところは、危なかったで。
やがて、草沼道。押しボタン横断歩道を渡って、捻れ階段。「今日は、大茶臼山入口でもジュラルミン階段か」と、先のことを憂いながら上ってい行きます。211段をカウント。乗り上げても、しばしカウント癖が抜けないのは、いつものこと。窓ヶ山方面見晴台も、すっかり木々が伸びて、展望が効かんようになっとるの。
315ピークも、しかり。ま、自ら何らかの対策を講じるわけでもないから、文句を言う資格はないんじゃが…。それにしても、この先の柚木城山ピークといい、このあたりのルートの魅力は小そうなるの。そんなことを考えながら、柚木城山ピークでひと息ついて、さぁ、大茶臼山へ向かうぞ。急坂を下りて己斐峠から、憂えていたジュラルミン階段。
ときおりふり返って、己斐の街並みを楽しみつつ、261段。そこからまもなく、コース一番のハード、パノラマルートへ黙々と…。かなり暑いの。やっぱり、真夏の広島南アルプス縦走は、休むのが正解じゃの。汗しながらも、ようやく展望岩には、11時21分。誰もおらんの。よし、予定どおりここで、昼メシじゃ。
今日は無限工事をしとるで。重機の音が、さっきからしとるんじゃ。モヤは、若干取れつつありますが、大峰山はカスミの中。オムスビとユデ卵を食べ終えて、さぁ、後半ルートに出発。カキの花をチェックして、大茶臼山ピーク。ここから権現峠までは、ユル勾配なんじゃ。とは言うても、いくつかの上り下り。
♎ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
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