広島南アルプスショートコース順縦走 ②
彼らが回避するルートになっているらしい、日吉神社横の急坂を上る。若干クルマの通りが少ないような感じの定番ルートを通って、荒れている花みずき台登山口へ。もはや整備などまったく手つかずの、七久谷尾根ルートへの移行斜面。これを乗り上げて、尾根すじを進むと、やがて崩落谷へ。ここも、何も変わっとらんで。
さて、今日も直登ルートを上るつもり。八幡水のあたりは完全崩壊しとるけど、その左にあった斜面横移動の山道は残っとらんかいの。そう思いつつ、両側が抉れた谷。中央部の盛り上がりが何とか登れるけど、結構な勾配なんじゃ。四つん這いにならんと進めん。夫婦スギとの位置関係を図りながら、注意しつつ上って行くと、あった !!。
崩落に取り残された大きな木が数本あるその上側。出だしは崩れ気味ですが、その先にはまともな山道。それをたどって、直登ルートの取付きに。ここまでが第一の難関じゃったが、この先も、崩れてはいないけど、従来どおりの難関なんじゃ。それに今日は何か、落ち葉が多くて滑りやすいような…。
途中でふり返ってみると、「よう上ってこれたの」と言いたくなるような急落。「さぁ、残りも気が抜けんで」。そう自らにムチ打って登っていきます。何とか主尾根縦走路に乗り上げ。これまで結構時間を費やしとるから、勾配は若干小さくなるとはいえ、歩をユルめる分けにはいかんの。そんなことを考えながら、武田山山頂に到達。
先着者が2組5名。ひと息ついているうちに、もう1組2名のハイカーが上ってきました。それぞれとあいさつを交わして、長居はせず。火山へと向かっていると、弓場から出てきた男性ハイカー。「弓をしたんか」と問うと、よう聞こえなんだが、何やらで「できなんだ」との返事。どっちへ行くの分かりませんが、とりあえず先行させてもらいます。
急坂を下りて、もうすぐ水越峠近しというあたりで、背後に鈴の音。おっ、さっきの男性かのと思っていると、すぐ右の古い抉れ道を走り下りて行くランナー。あいさつを交わして、やり過ごします。弓場ハイカーじゃなかったの。それから、黒谷山への上り。ピークを見逃してしもうた。ひょうたん岩分岐はチェックして、長い上り坂。
もう間もなく火山山頂かというあたりで、先行する赤シャツハイカー発見。ここで追いついたということは、こちらのペースが速いんかの。そのうち追いつくかもと思いながら、上っていきます。ところが結局、途中ではなくピークで何とか。聞いてみると、はじめて来たとのこと。途中でルートを間違えて、山本の方へ下りかけたらしい。
♊ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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