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2022年4月 4日 (月)

森山~水越山縦走 ②

 すると、奥には精米所の小屋。そうじゃ、ネット情報に書かれとったのを思い出した。その横の小さな坂を上って、裏手にある側溝沿Dscf0834いの道を、西へと進みます。右手に続く、おそらく獣避けであろうフェンス。特にゲートはなかったの。はじめのうちはちょっと足場が悪いけど、だんだん道幅が広くなって、歩きやすうなってきました。

 さて、上りの取付き、ルート図では次の橋を少し過ぎたところか。そして、だいたいそのあたりにたどり着いたようなので、上り口を探してみます。電柱らしきものが1本ありましたが、かなりの荒れ斜面。どうもその先に電柱が見当たらんし、電線があるようにもないで。生きた電柱の植え込まれたルートとは聞いとるが、これは、違うんじゃろ。

 そう判断して、さらに西へと進んでみます。すると、若干ユルめの斜面。踏み跡っぽいものが見える。電柱らしきものは見当たらんけDscf0838ど、これを上ってみよう。するとやがて、美しい緑色のコケに被われたガレ岩が並ぶように。これが、滑らないので、上りやすい。そして、粗いカン木ヤブに移行しますが、依然として急坂。

 やがて、針葉樹林の間を縫う尾根すじ、少しせり上がってきたか。小さな尾根々々がここに収斂されてきたような感じ。それにしても、ふり返ると、まさにガケに近い急角度。さらにその先では、両手両足を使わざるを得なくなってきました。しかも、かなりのカン木ヤブ。何とか乗り上げると、小さな広場。例のNHKの電波施設がありました。

 ここで、靴に入りこんだゴミをださむ。そう思って、腰を下ろしてみると、11時41分。そうか、ここでメシにするか。ちょうど日がDscf0845差してきた。ところで、ここから電柱が下りとるの。オムスビを食べ終えたところで、ちょっとだけ、電柱ルートをチェックしてみます。しばしの間ユル坂ですが、その先はやっぱり、「奈落の底」。

 聞きしに勝る相当な急勾配じゃ。またいつかそのうち下りてみようという気は失せるの。さぁ、森山ピークじゃ。行かむ。一応ルートらしきものはあるけど、カン木ヤブっぽい。かき分けながら歩き進めて、ようやくユルい山頂広場らしきところ。リボンと赤いプラ標柱があるだけ。ま、ここじゃろ。

 そして、ルート図ではこの先、いったん南へ下りることになっとるけど、まっすぐ東へ進むように導くテーピング。疑心暗鬼で、これDscf0847に従ってみます。あらぬ方向へもテープがありましたが、何とか尾根すじを確認して、軌道修正。やがて、350.8三角点。不思議なことに、山頂より100mほど下にあるんじゃ。

♎ つづき:森山~水越山縦走 ③

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