安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③
ベンチがないので、モルタルの上に直に座って、オムスビを食べます。気温25.7℃、湿度31%。日が差して快適。さっきから、コンコンと気をたたく音。そばの幹に目をやると小鳥、たぶん、コゲラか。すぐに飛び去って、今度はウグイスらしき鳥。まだ鳴き方は違うけど…。思いがけぬバードウォチングを楽しみます。
そして、どうも上の方から子どもの声。おっ、下りて来るんかの。こちらが食べ終えるか否かの頃、親子連れ、たぶん4人じゃったような覚え。最後の元気の良いあいさつには、何とか声を出して返すことができました。それにしても、山歩きスタイルではない平服。そして、そろって運動靴。はぁ、なるほど。それでも上れるんじゃの。
下からは、突き出した急峰に見えるけど…。いや、やっぱり上ってみると、この前這い登った飯室の森山西斜面くらいはあるで。但し、山道が整備されとるから上りやすいんじゃ。とはいうても、それ相応の勾配が続くから、かなりハード。それでも、266.8三角点山頂には、割と早めに到着。ふたりの世界に入っている女性ハイカーとあいさつを交わし、ひと息。
眺望良し。露骨な「道祖神」の祠あり。さてと、次をめざすぞ。稜線は岩が露出しとるためか、森がないの。先には、岩の柱が突き出したピーク。あれを巻くんかのと思いつつ歩いていくと、それをバックに写真を撮る夫婦ハイカー。奥さんが「後ろから人が来とるよ」と、諌めるにも拘らず、撮り終えるまでは動こうとしいない夫ハイカー。
ま、多少待ってもエエんじゃ。そんなつもりで、撮り終えたふたりとあいさつを交わしてすれ違います。岩ピークに近づいていくと、その突出岩の根元まで行けそう。こりゃぁ、結構面白いの。『百名山』で見かけたことのある、日本アルプス縦走の一部のよう。ふり返ってみると、安神山ピークに、先ほどの夫婦ハイカーがたどり着いたところ。
下りも、向こう側から慎重に一歩ずつ。そして次のピークも再び上りますが、こっちは少し巻いて、通過することになっていました。背後から子どもの声がしたので、ふり返ると、岩ピークに上る、たぶん親子らしき影。追いついてきたんかの。まもなく、こっちに来るかもしれんの。ま、それはそのときと、マイペースで進む。
それから、入日の滝分岐をチェック。見下ろしてみると、やっぱり結構な勾配じゃの。それを右にかわして、進むユル尾根。やがて、林道を越えて階段道に。鷲ヶ頭山ピークをめざします。さらに次の林道越えから、再び階段、後250mとのこと。そして、モルタル坂。埋め込まれたガレがあるので、歩きやすい。それは下りで、よりハッキリ体感。
♐ つづき:安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④
« 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ② | トップページ | 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④ »
「愛媛県」カテゴリの記事
- 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ④(2024.11.21)
- 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ③(2024.11.20)
- 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ②(2024.11.19)
- 安神山・鷲ヶ頭山縦走 ①(2024.11.18)
- 岡村島 甲ノ峰 ⑤(2023.03.11)
最近のコメント