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2022年3月30日 (水)

岩国山~蜂ヶ峯公園 ③

 やがて、大きな反射板。これは地形図にないのぉ。さらに進むと、石の祠。ご神体は小さな岩のように見えるけど、その前に線香台のDscf0761ようなものが置かれとるの。ひょっとして、地蔵さまか?。それからまもなく、岩国山山頂に到達します。周りは林に囲まれていて、その間に一部、岩国城方面への眺望があるのみ。さぁ、次へ進まむ。

 ここからもユル坂。しばらくすると、4分岐。地形図では3分岐になっています。カン木に取りつけられている標示板を見ると、南に「岩国工、錦見」、北に「和木町方面(大谷、桜ヶ峠、関が浜)」、そして正面方向は、「絶景ポイント 展望あり」。てっきり、正面の東方向が縦走ルートと思っていましたが、どうもビューポイントになっているらしい。

 その先、道が通じとるんかどうか分からんの。和木駅をめざしとるから、「和木町方面」になるんかもしれん。そう考えて、北へ折れDscf0768てみます。ところが、この道、ズンズン下ってその先、どうもたどるべき尾根すじが見あたらんで。ここは、傷の浅いうちに戻って、展望鉄塔の先を探してみることにしよう。

 送電線の走行する方向を地形図と照合すると、やっぱり、縦走路は、この尾根すじなんじゃがなという思いに。そこで、鉄塔の向うに回ってみます。すると、山道が続いていました。そして、「一の滝寺」の標示も。じゃが、これが何のことか分からんのじゃ。まぁ、このまま下りてみよう。若干急勾配には、滑らないようトラロープ。

 調子よく下りていくと、やがて、3分岐。標示板を見ると、来た方向に「岩国山」、まっすぐ先方向に「第5、第4鉄塔(砂防ダム)室Dscf0774の木アクセス道」、そして中折れ方向に「第4鉄塔」となっとって、その矢印は「上」を向いとるが、実際の分岐の方向は「下」向きなんじゃ。それに、鉄塔の番号で言われても、どれが第4やら第5やら、さっぱり分からんで。どうするかの。

 鉄塔と送電線の方向から検討。ここは、まっすぐ進もう。そう決めて、下りていきます。ところどころ急降もありますが、道は悪くはありません。やがて、砂防ダムのようなところへ下り立ちました。ダムらしき高所には、作業員が3人。対側の尾根への急登を乗りあげて、少し下ったところから、造成中の道路に出ます。

 はて、ここが「室の木アクセス道」というやつなんじゃろうか。分からんけど、ここは高きへと進まむ。それにしても、縦走路取付きDscf0780のあるはずの、右からの尾根の張り出しがないの。しかも、尾根すじに沿うべく送電鉄塔も見あたらん。右にある送電線はあらぬ方向へと走っとるで。こりゃぁ、道が違うんじゃの。

♍ つづき:岩国山~蜂ヶ峯公園 ④

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