音戸連山縦走 逆コース ④
どうも、枝尾根へ進んでしもうたに違いない。ちょっと下り気味じゃが、こっちかの。ま、テープのある方へ行ってみよう。しばらくすると、この前チェックした林道との接点。これこれ。ルートはこれで間違いなさそう。それに、この前思ったほどのヤブ道でもないの。じゃが、それから先が長かったんじゃ。
いくつもコブがあって、なかなか林道に下りんのじゃ。こりゃ、時間稼ぎができんの。まだ分からんけど…。そんな思いを抱きながら、ようやく、崩落箇所を過ぎて下り口へ。落ち葉に埋もれていますが、モルタル階段になっていました。林道に下り立つと、左斜交いに取付き。こちらにもモルタル階段。たぶん、あれじゃろ。
近づいてみると、「瀬戸島山登山口」の標示。これを一気に上ると、瀬戸島山339.1三角点。13時10分で、計画の12時07分より、63分遅れに。まだ、大丈夫。ピークを過ぎて、はじめのうちは道も良かったのですが、下りにかかるとやがて、シダの繁茂した抉れ道に。前方が見えにくいので、先行きが心配になります。
それでも何とか、林道に下り立ちます。そしてすぐに、古観音山取付き。ここからはユル勾配のルート。上って行くと岩場。ここは見晴らしが良い。ひょっとしたら、これが古観音山か。しかし、すぐその先に、小高いところ。さらにもうひとつ別のコブ。ここに古観音山の標示板がありました。寺跡はよう見つけんかった。
時刻は13時40分。計画では12時31分で、69分の遅れ。後は下りじゃけぇ、ちったぁ時間稼ぎができよう。そう楽観しつつ下っていきますが、いくつかユルコブへの上り。稜線を進んで行けば、おそらく梵潮寺への下山ルート分岐があるはず。あの階段ルートがあったんじゃけぇ…。じゃが、進んで行くと送電鉄塔が現れてきました。
おかしいの。地形図では、分岐からの下り道で送電線を潜ることになとるんじゃが。もっと手前に下り口があったんかの。そう思って引き返してみます。探しさがし戻ってみますが、「南音戸」と書かれた赤テープがあったのみで、分岐らしきものは見あたりません。そこで、枝尾根が張り出したあたりをチェックしてみます。
♑ つづき:音戸連山縦走 逆コース ⑤
« 音戸連山縦走 逆コース ③ | トップページ | 音戸連山縦走 逆コース ⑤ »
最近のコメント