水越山・490・431縦走 ②
さて、広島バスセンターから琴谷車庫行のバスに乗車。上行森バス停で降りて、歩きはじめたのは9時50分。可部運動公園は確か、この先から入るはずじゃったんじゃが。ウロ覚えの記憶をたよりに、道を選んで。途中、下りてくる年配男性とあいさつを交わしたりしながら・・・。乗り上げてみると、やっぱりこっちで間違いなかった。
駐車場やいくつかの運動広場をぬけて、公園の東端を高きへと進みます。ここで良かったかのと思いつつ上っていると、正面の段畑で作業している男性。おお、ちょうど良かった。「登山口は、この向こうでエかったんですかね」と、問うてみます。すると、醸しだす「この寒いときに、よう山になんぞ上るの」といった雰囲気。
それでも、「あの六角堂の向こうから、山に入れるはず」と教えてもらいました。「忙しいところ、ありがとうございます」と礼を述べて、その先へ踏み出したところ、畑の向側の道端に「水越山登山口」の標示。ここに案内があるじゃないか。今のは、彼我ともに徒労じゃったの。まさか、案内板がここにあるとは、知らんかったわい。
「向こう」にあった「六角堂」、たどり着いてみると正方形屋根の東屋じゃった。そこに「レクレーション広場案内図」という大きな地図がありましたが、どう行けば、登山道に乗れるかということは、ちょっと分かりにくいの。とにかく、高きへ向かうルートらしきところを伝って行くと、折れた「水越山登山道」の標示板。
スッと起こしてみると、左をさしています。ここは、それに従ってみよ。確か前回は、東の端あたりを下りたような覚え。道もつながっているようなので、それを意識して進みます。すると、ときどき山で見かける「登山道 〇〇山 山頂⇒」という小さな札を発見。もちろん、ここは水越山となっています。歩いている方向は、大丈夫なんじゃの。
そして、スギ林に入っていきます。テープが導きの糸に。それにしても、勾配が大きぅなってきたの。しかも道は、ほぼ踏み跡のような、心細いものになってきました。カン木をつかみ、息を切らせながら、標高200mを上っていきます。何とか東尾根へ。ようやく山道らしくなりはしまずが、未だ結構な勾配の九十九折れ。
「長いのぉ」と思いつつも、「いや、まだ、始まったばっかりなんじゃ」と、自らを戒めて進みます。それでもやがて、稜線に到達すると、一気にユルんできました。まもなく、水越山525.7ピーク。ここで、一息つきますが、周囲はヒノキ林に囲まれて、眺望はまったく利きません。すぐに、490ピークをめざします。
♍ つづき:水越山・490・431縦走 ③
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