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2022年1月23日 (日)

水越山・490・431縦走 ③

 稜線をトラバースしていると、右にテープ発見。その方向は、見おろすような急斜面。コンパスチェクしても、こっちじゃ。滑らぬよDscf0139う、カン木をつかみながら下りていきます。大半は急坂ですが、若干ユルくなるところもある標高差80mほど。そして、いったん鞍部に。ところで、431mへの分岐、ここから出とるんじゃろの。

 その思い込みをもって、探してみますが、どうもこの両側は深い谷。ルートなんぞ、ありそうにない。そこで、地図をよく見ると、ルートは、水越山の西尾根へ乗り上げることになっていました。それなら、この鞍部に下りる前に、分岐があったんじゃろぉか。ちょっと戻りかけますが、いやどうせ、おり返すんじゃ。そのときで良かろ。

 いったん、490ピークへ行かむ。ここからの上りが、標高差60m。これもカン木つかみが必要な、急斜面の踏み跡。何とか乗り上げたDscf0143のが、11時32分。よし、ここで昼飯にしよ。腰を下せるようなものがないので、今日は立食、12分間。そのお蔭で、この時点での温度、湿度をチェックするのを、うっかり忘れてしまいました。

 オムスビを食べ終えて、ホットコーヒー。まん中の木々に巻いてあるテープをチェックすると、「水越北山 490m」と書かれていました。そうか・・・。さて、早々に次へと向かおう。下りは上ったときより、足の置き場がよく分かるからか、歩きやすい。ま、それでも滑りやすいところは、いくつかあるのはあったけど。

 やがて、再び鞍部。よし、これからじゃ。気を付けて、上り直します。そして、分岐を示すテープは見当たりませんが、それらしき山Dscf0149道のようなものを発見。もう少し上って探してみるという手もありはしますが、これを進むことにします。木が覆いかぶっさったりしているのも見えますが、道のようなものは続いているよう。

 じゃが、枝の繁ったカン木の下を這いつくばったり、腐った太い幹を跨いだり・・・。それでもやがて、向こうに尾根すじらしきものが見えてきました。あそこまでじゃ。そう期待しつつ、もはや消滅しかけたルートを進んで、その尾根に乗り上げてみます。ところが、その下り方向はヤブ。しかも、急傾斜。こりゃ、違うんじゃないか。

 そう思って、もうひとつ南をチェック。すると、別の尾根すじ。あっちの方か。今度は若干上り返し気味に進んでみると、やがて、そDscf0152の尾根へ向けて、歩けそうなところ見えます。少し下りて、そして上る。何とか乗り上げることに成功。尾根の上り方向を見ると、赤テープ。よし!。そして、下り方向にも道らしきもの。

♍ つづき:水越山・490・431縦走 ④

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