神峰山 木江天満~大西 ③
斜面をジグザグに上っているので、ときおり眺望のエエ場所もありはしますが、本格的な眺めを期待して歩を進めます。途中にもいくつか、距離を示す標示板。これが目安になって助かります。「合目」標示より、具体的かも。やがて、石鎚神社に乗り上げます。左にチラと見えたのは、カキの木。ふり返ると、展望台。
これに上って、眺望を楽しみます。正面に大三島。まん中の高い山が、「鷲が頭」かの。想像をめぐらせていると、人の話し声。おっ、別ルートからかの。すると、東奥の林道から上ってくる男女数人。ハイカーらしからぬ服装。こりゃぁ、林道をクルマで上がってきたんじゃの。展望台に上ってきたので、あいさつを交わします。
そして、少しばかり話しに。「大三島の鷲が頭とこちらは、高さはほぼ同じなんじゃけど、向こうが低く見えるね」と言うので、「それは地球が丸いからですよ」と返します。すると、半信半疑の受け止め。何でかしらんが、「それは物理学の話じゃの」という声。「それこそ、よう分からんの」と心の中でつぶやき。
さらに女性たちは、こちらのTシャツ姿を見て、ひと騒ぎ。「歩いて上ってきたから、これでちょうどエエんじゃ」。それは言わなんだが・・・。ま、長居せず。山頂に向けて出発します。カキの実はゲットできなんだの。斜面に傾いて、ちょっと高いところじゃった。そんなことを考えながら、山頂への道。
ほぼトラバースじゃが、いったん下りて再び展望所。ここにも案内板がありました。向かいの山はてっきり、「鷲が頭」と思よったが、「薬師山」と記されとるで。違う山なんかの。それとも別名か。やがて分岐して、急な上り坂。これを上りきったところで、10時47分に山頂に到着。鐘撞堂があります。そして、薬師寺の建物。
粗い林に囲まれた広場には、ベンチもいくつか。そして、西端に展望台。そこへ上ってみます。見えるのは、蒲刈方面じゃの。景色を堪能、それから陽の当たっているベンチに腰かけて、だいぶん早いけど予定どおり、ここで昼飯にしよ。気温20.2℃、湿度34%。オムスビを食べていると、さっきの連中が、この急阪を上がってきました。
先頭の男性が、こちらがウィンドブレーカーをはおって「お色直し」をしているので、別人と思うたのか、改まったあいさつの声。そして、ゾロゾロ上ってきて、展望台へ。何やら、話しに花を咲かせています。こちらは、早々に食べおえて、下山にかかろうぜ。中腹駐車場への案内が出ています。一本尾根じゃから、この道じゃろ。
♉ つづき:神峰山 木江天満~大西 ④
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