虚空蔵山 A~Bコース ④
そして、県道への交差。そこに大きなバスが、停まっていました。左横をすり抜けようとすると、男性が降りてきて、「弁当ガラはこちらへお願いします」と、大きな紙袋を指し示します。そこで、「すみません。こちらの団体の者ではありません」と告げると、納得した様子。さらに、「いま下りてくると連絡があったけど、途中で会いませんでしたか」との問い。
はて、誰にも会わんかったがの。その旨を伝えます。バスの前面には、「里山ハイキング」と貼られとった。それにしても、まったく人の気配はなかったの。あのバスで来たからには、10人以上の集団じゃろうがの・・・。ひょっとして、あの県道ルートでも下りたんかもと、その下山口を探しさがし歩いてみましたが結局、誰とも出くわさんかった。
県道コース下山口の所在は、確認。さてついでに、並滝寺池とやらを見ておこうと、フェンスのそばまで行ってみましたが、水が干上がって、小さな池が2ヵ所。あまり、美的とは言えんの。眺めるのはほどほどにして、Aルート取り付きをチェック。のぞき込んでみますが、他の方向には行けそうにはない。
後から、ネット情報を検索してみると、キツイのヘッタクレのとカガ泣きはしているものの、やっぱりまともなルートがあるらしい。今度は、いつかそのうち、逆コースを歩いてみよう。さて、Aルート取付きへの到着時刻は、12時44分。山頂からのタイムは54分で、計画とほぼ同じ。さぁ、これから下り道。時間を稼ぐぞ。
そう思いつつも、左膝の痛み。若干力が入りにくいけど、歩行を妨げるほどではありません。勾配のある坂を下りて、県道に。ここからは、Gが下方向にしか向かないようなので、スピードは落ちたような気分。やっぱり、復路は長いの。ま、いずれ終わるんじゃ。そう思って歩を進めます。途中のセブンイレブンの前あたりで、間食休憩。
残っていたチーズムシパン半分とホットコーヒーで、ほんのちょっとだけ。それからも延々。それでも、寺家駅が近づいてきました。駅前まで県道を進んで、少しでも楽をしたいという考えが頭をよぎりましたが、直近の信号を渡ってみると、「やっぱり、予定ルートを歩こう」という思いなおし。
坂を下り、駅の間近で上りなおして、到着したのが14時13分。Aルート取付きから1時間29分間。予定より1分早かっただけか、下り でもたいしたことはなかったの。14時23分発の大野浦行直行便に乗って、うっかり忘れとった温湿計チェックをしたり、チーズムシパンの残りをかじったりしながら、山歩きデータの書き出しに専念。
♓ :(了)
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