広島南アルプスショートコース逆縦走 ②
何人かの小・中学生とすれ違い。横断歩道の手前にいた「学童擁護員?」の年配男性と、声を交わしたりして登山口に。そこから、誰とも出会うことなく黙々と。やがて、東峰ピークに乗り上げます。今日の眺望は、なかなかエエぞ。とくに、窓ヶ山方面が素晴らしい。ひと息ついて、鬼ヶ城山へ。東斜面を下りて、ユル尾根道。
そして、掃き清められた道行地蔵。この先、今日は上りなので、急坂を通ります。何とかやり過ごして、八畳岩からすぐに、鬼ヶ城山。ここからの窓ヶ山も、美しい。これから向かう大茶臼山の電波塔ビルを眺めながら、水分補給して、鬼のさんぽ道へと下りて行きます。確か、このあたりじゃったとの覚え。男性ウォーカー2人とすれ違います。
やがて竹林に入って、下りて行きます。例の崩落個所は、意識に上らんかったの。心あたりでふり返ってみると、ほぼ正常な山道になっとったの。それでか。やっぱり、一人で歩かんと、細かい変化は感じ取れんの。草沼道へ下りて、押しボタン信号をグッドタイミングで渡り、今度は、捻れ階段を上ります。
そうじゃこの先、大茶臼山の260余段のジュラルミン階段があるんじゃったの。そんな重い思いが、頭の隅をよぎりますが、その時はそのとき、憂慮してもせうがないと、その感覚を打ち消します。315ピークに乗り上げむとしたとき、人の声。おっ、誰かおるんかの。そう思いつつ、歩を進めていると、軽装の男性が先着。
広島学院ルートから上ってきたようです。山頂標示板の前に、背を向けて立ちはだかります。こちらが、乗り上げ際に「掛け声」を発したにも拘わらず、まったく気づかぬ様子。少し大きめの声であいさつすると、ようやくふり向いて、返してきました。山を歩くときは、絶えず周りの様子に注意しながら歩くけど、そうでない人もおるんじゃの。
ま、その男性。それ以上話しかける雰囲気でもなかったので、こちらはここで、タマゴムシパンをかじってエネルギー補給。そうこうしていると、彼は上ってきたときと同じルートを下りて行きました。さてと、次は油木城山じゃ。ここから己斐峠までは、緩やかな稜線ルートなんじゃが、ちょっとした上り下りが。
じゃが、これが結構堪えんでもないんじゃ。ま、いつものことじゃが・・・。柚木城山山頂コブに乗り上げてみると、何と、下草がきれいに刈られとった。ははぁ、たぶん、いつかのように地元町内会のなせる業じゃろうの。展望が遮られとるのは相変わらずじゃが、広場がスッキリしとって、気持ちがエエ。
♑ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
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