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2021年11月16日 (火)

広島南アルプスショートコース順縦走 ②

 日吉神社横の急坂を乗りきって、花みずき台登山口へ。よし今日は、崩落谷を「八幡水」あたりまで上って、久々に急登に挑戦してみ004_20211114152001るか、道々考えながら歩を進めます。それにしても初っ端からあまり難儀しては、この先の長い道程、ちょっと心が折れそうになるかも。そんな迷いのようなものも、心の片隅をよぎります。

 じゃが、これを避けて、何が「里山探索」か。そう思い直し、最初の崩落沢を乗りきって、七久谷尾根ルートから、本番に挑みます。倒木が道を塞ぎだしたあたりから、散乱した谷へ下りて、沢を伝って歩きます。やがて、前方に見えてきたのは、夫婦スギ。そこまでは、歩きにくいけど前回下りた、「既踏」のルート。

 さて問題は、この先じゃ。見上げると、八幡水の上あたりから崩落がはじまっとるの。そのあたりには、左の尾根に上る山道があったんじゃが、見あたらんで。はて、どう進むか。谷には、細かい枝がいっぱいに繁茂した倒木。これが、沢すじをさえぎっています。通り抜けられそうもない。ここは左の尾根へ、直接上がるしかないで。

 しかし、こちらも切れ落ちた急斜面。それでもと、まず下から。どうも難しいので、次は上からと挑んでみましたが、足の踏ん張りど007_20211114152001ころのない砂地。滑って上れません。そこで、もう一度下がって、這いあがれそうなところを探しだして、試してみます。失敗しつつも何とか、潅木の残っている斜面に、乗り上げ成功。

 そこからも、しばし急勾配。そして、ようやく尾根上の道を発見。そこから少し上ったところには、見覚えのある休憩所。ありゃ、思うとったより上に出てきたんじゃのぉ。次にこのルートを通るのは来年の5月になるけど、そのときは、もう少し手前を探してみることにしよ。ここで、靴の中に入ったゴミを出して、さぁ、直登ルートじゃ。

 このコースで、いちばん険しいところ。息を切らしながらも、淡々と歩を進めて行きます。そしてようやく、主尾根ルートに合流。武田山山頂に着いたのは、9時02分。崩落谷を試行錯誤したからでしょうか、前回より13分遅れに。ピークで写真を撮っていると、背後に人の気配。男性ハイカーが乗り上げてきました。

 あいさつを交わして、「どのルートを上ってきたのですか」などとやり取り。この男性、鈴ヶ峰西峰まで縦走するらしい。こちらも、008_20211114152001今日は東峰までと応じます。それにしても、ここで追いつかれたということは、彼の方が速いのかもしれん。じゃが、そのハイカー、パンを食べはじめました。これを待つわけにもいかんで。先に行こ。

♎ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③

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