広島南アルプスショートコース順縦走 ③
追われる身になったので、マイペース+α、心もち速足のつもり。それでも、水越峠から火山ルートに乗り上げてしばらくすると、後に人の気配がします。ふり返ると、さっきの男性。「越さば、越せ」と思いつつ歩を進めますが、追いついては来ません。やがて、火山に到達9時48分。遅れは、6分に縮まりました。
すぐに乗り上げてきた男性に、「お先にどうぞ」と声をかけますが、「後からで良いです」とのこと。「まぁ、勝手にしてくれ」と心の中でつぶやきながら・・・。それからも彼のことは、追随する第三者としてしか意識せず、ひとり歩きに徹します。それにしても、着かず離れず後を追ってくるもんじゃから、風景を楽しんだりする余裕がないで。
やがて丸山に着いて、ひと息。10時54分、ここで前回より10分早くなる。話を聞いてみると、彼の縦走は、今回が2回目で、ルートがまだ不案内なんかの。じゃが、そこからも、依然として他者。おっと、「こしき岩」をチェックするのを忘れてしもうた。山歩きへの集中が削がれるの。ま、それはそれ。その先も黙々と、速足で歩を進めます。
大茶臼山に着いたのは、11時30分で、19分早い。さらに展望岩には11時34分で、-22分。短い距離で3分短縮したのは、前回カキをもいで食べたからかも。展望岩では、「ここで昼飯」と彼に告げます。しばし、他に縦走ができるコースのことなど、山ダンギをしながら、オムスビを食べます。彼も何か食べている様子。
さて、落ち着いたので出発。休憩は17分間じゃった。この前はひとりじゃけぇ、山ダンギはなかったけど、体力回復のため、ちょっとばかり昼寝をしたので20分間の休み。「パノラマルートの先は巻いて、代替ルートを通るよ」と言うと、彼はここも着いてくるつもりらしい。急降をやり過ごして、小屋枠の手前を右に下りて行きます。
そして、霊苑前から道路に。手入れをしたのか、アレチノヌスビトハギが、ほとんど見当たりません。県道を渡って、柚木城山取付き。ここからがちょっとハードじゃが、彼は無言で着いてきます。こちらは依然として、ひとり歩きの気分。やがて、柚木城山の山頂コブに到達。12時43分で、-36分に。ここで小休憩。
ずっと東向こうに尖って見えるのは、何山じゃろうかという話に。分からんの。ひょとしたら、小田山かもしれん。ひと息ついて、315Pへ。13時08分で、9月より38分早い。ここで、内容は何か定かに覚えていないけど、少し長いやり取り。確か、この時刻ならたぶん八幡東小BS16時台発のバスに間に合うかも、とかいうようなことじゃったか。
♎ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ④
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