宍道湖サイクリング 反時計回り ④
9号線に出てみると、さすが幹線道路。クルマが頻繁に走り抜けていきます。自転車は、その車道の左端を通らざるをえない。これがしばらく続きましたが、やがて、右側に歩道が出現。向こうに行かむとしますが、次から次にクルマがやって来て、なかなか渡ることができません。しばし、左端で待機。ようやくスキを見つけて、横断に成功。
そこからは、クルマにあまり気を使わずとも、進めます。宍道駅のマークポイント、計画は11時57分でしたが、10時57分にそれらしき交差点到着。それにしても、昼飯を食べることができそうなところがないのぉ。ずっと、クルマが往来する道沿い。相棒に相談すると、「来待駅がもうすぐじゃから、そこで食べよう」とのこと。それに対して、「条件が良かったらの」と応じます。
そして、自転車一台がやっと通れるような幅狭歩道をのり切って、来待駅。そこは、対側の山の緑が見える待合室のある静かな駅舎。ここで食べよう。ゆったりとオムスビ。来る途中、「来待ストーン」という看板がありましたが、石材が取れるようです。駅に、石のタヌキ像の隣に説明石板がありました。
少し休んで、後半ルートに出発じゃ。それにしても今日は、昼食タイムの記録を忘れとった。取り返しはつかんの。まだ、地形図23枚中6~7枚分のルートが残っとるで。淡々と自転車をこぎます。すでに尻に痛みを感じること、しばし。サドルから尻を後ろにずらしたりして、一時しのぎ。相棒から、そろそろ足湯のある玉造が近いと告げられます。
しばらく進んで、山手へと入って行きます。すぐそばと思いこんでいましたが、これが延々。疲れた身体にムチ打って、自転車をこ ぎます。着いたのは、まさしく玉湯温泉街と思えるところ。その入口あたりに、姫神広場の足湯。さっそく足を突っ込んでみます。「時間はタップリあるんじゃ。ゆったりしようで」と、口には出しませんが、黙っていても通じるもの。
足がふやけるほど十分温めて、さぁ、出発じゃ。気分転換できたぞ。幸せな気分を味わいながら、残りルートを走ります。9号線に戻ると、しばし立派な歩道が続いていましたが、やがて、またしても途切れてしまいます。しばらくすると、今度は右側に。さらに進んで行くと、左側に。これは市街地に通じている歩道を思わせます。
そして、「夕日スポット」でひと休み。それにしても、尻は痛かったけど、大きな宍道湖を周りきることができて楽しかったの。霞む出雲方面を眺めて、「ようあんな遠くまで」というのが、相棒との共感。嫁ヶ島を眺めながら、ラストスパート。計画していたルート、自転車での横断は難しそうなので、そのまま直進。バスルートで、松江駅方面に。
そして、相棒のアドバイスで、キマチサイクルへの通りを見つけ出して、自転車を返却。そのとき、次回の中海周回に使うつもりのクロスバイクを見せてもらいます。さらに松江駅へたどり着いたのが14時02分。これから予約したバス便の16時00分まで、じっくりサイクリングデータを書き出すぞ。今日だけじゃと、完走祝いをしつつ。
♍ :(了)
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