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2021年10月26日 (火)

広島南アルプスショートコース逆縦走 ②

 それぞれに、「ランニングですか」と声をかけると、「是」の応え。さらに、同じく軽装じゃが、山散歩風の男性をやり過ごして、005_20211024151001ようやく、東峰ピークに。ここには誰もおらんの。まだ、8時10分じゃけんか。瀬戸内海に浮かぶ島々は、白いカスミの中。窓ヶ山にも、雲が覆いかぶさっとるで。ひと息ついて、次へ向かいます。

 今日はいつもどおり、上りの難路を通ることに。何とか行けるの。鬼ヶ城山で水分補給。やはり、北の山々には白い雲。パノラマルートから鬼のさんぽ道へ下りて、さらに竹林道。整備されたのか、かなり歩きやすうなっとるような感じ。草沼道から、捻れ階段、そして2つ3つ尾根を乗り継いで、315ピーク。9時57分です。

 結構な汗、ズボンが湿ってきました。ま、この先しばらく、上り下りはあるものの、割とユルやか。それでも気分としては、少しばか006_20211024151001り堪えはしますが。柚木城山に着いたのは、10時25分。ひと息ついて、己斐峠へ。歩いていると、山道に突き出した太い樹の根元周囲に薄茶色の粉。何じゃろ、正体不明じゃの。

 そんなことを考えているとすぐに、笑顔の素敵な女性ハイカー。あいさつを交わしながらすれ違います。さっきの不思議な粉のこと、話したら面白かったかなと、心の片すみで思ったりしたけど、初対面の人に、わざわざ引き返して、声をかけることでもなかろう。と思い直しつつ、前へとすすみます。そして急坂を下りて、取付きに。

 己斐峠に近づくと、ジュラルミン階段下のバス停には、ハイキングスタイルの男女、6人くらいでしょうか。中には、着物をはおった011_20211024151001女性の姿も。そういえば昨年春、高松山に上ったとき、そんな奇抜な人に出会ったことがありました。じゃが、同一人物かどうかは、確認しませんでした。調べてみると、そんなブームもあるらしい。

 ひょっとしたら彼ら、これからこの階段を上るんかなと思いつつ「先行」します。上りきった先にあるサンショの葉を口に含んで、香りを楽しみながら、パノラマルート。そして、このコース、一番難所の急登にとりかかります。やっぱり結構な負荷じゃの。汗びっしょり。首に巻いたタオルを絞ったら、水がしたたり落ちます。

 展望岩には、11時28分。誰もおらん。気温24.9℃、湿度68%で快適。定岩に座って、オムスビを食べます。そして、今日も岩の上に横になって、しばし休憩。結局、バス停の連中は上ってこんかったの、などと思いつつ、11時49分出発。さてと、例の旨いカキの実は、もうカラスが食い尽くしてしもうとるかの。

♋ つづき:広島南アルプスショートコース逆縦走 ③

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