広島南アルプスショートコース順縦走 ②
そこで、夜中に目覚めたとき、左膝に痛点マッサージをしっかり行います。朝起きてみると、少しばかり調子がエエで。これなら行けそうじゃ。朝の買い物を済ませ、若干急ぎつつも何とか予定時刻に出発。そして、古市橋駅から歩きだしたのは、7時27分。淡々と歩を進めます。日吉神社横の急坂を乗りきって花みずき台。
そして、登山口に。足元の草に気をつけて歩きますが、アレチノヌスビトハギは見あたらんの。誰か知らんが、根絶やしにしてくれたんかも・・・。そんなことを思いながら、七久谷ルートにさしかかります。すると、目の前には抉られた沢。ジュラルミン橋も階段も無うなっとるで。向こう岸のマイナールートは、何とか無事なうようです。
じゃが、そこまでたどり着くまでには、結構な段差があります。崩れやすい足元。何とか乗りきって、尾根ルートに。林の間から見おろす谷は、かなりの荒れ模様。ルートは、無うなっとるかもしれんの。やがて、夫婦スギの谷へ合流するあたりにたどり着きましたが、ここも大崩落。さっぱり、わけ分からん状態になっとるで。
この谷すじをたどる手もあるが・・・。と思案していると、右の尾根に踏み跡のようなものを発見。よし、こっちを進んでみよう。潅木の間を縫って行くと、「大桜上道」と「下道」の分岐標示のある山道に交差。出てきた方角が違うので、いまひとつ位置がハッキリせんが、いつも通る道じゃろ。ここは高きへと向かうことに。
「八幡水」方面には通行止めのロープ。夫婦スギあたりはどうなっとるんか、確認したい気持ちもあるけど、それより今日は、体調がいまひとつなんじゃ。とにかく先へ行こう。ま、お蔭であの直登ルートを上らんで済んだ。そうじゃ、これで行こ。この先も、難路は避けて歩くことにしよ。とは言うても、さほど安楽でもないんじゃがの。
実際、このヒノキ林の間を縫う九十九折れ。上ってみると結構ハードなんじゃ。確かに、三点キープが必要な急勾配こそないがの。やがて、展望所で主尾根ルートに合流。今日はここで、タマゴムシパンじゃ。ちょっとばかり暑さを感じるので、体調も考えて早めの休憩。そこから、忍者登りをやり過ごして、武田山。8時49分。
こちらが上りきる寸前に、向こうから男性ハイカー。ひと息ついて、あいさつを交わします。「暑いですね」と呼びかけると、「風がないから」との応え。さらに、上ってきたルートに崩落はなかったかとたずねると、「山本」から来たけど、大丈夫とのこと。そうか、崩れは部分的なんかの。
♊ つづき:広島南アルプスショートコース順縦走 ③
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