上勝成山・下勝成山 ②
しばしユル坂を進むとやがて、再び右側にため池。さっきのより少し大きいか。さてと、このあたりから、勾配がやや急になります。ネット情報によると、1996年ひろしま国体のコースとか。そういえば天上山に上ったときにも、湯来側のルートがそうじゃったんじゃが、もはや道が、わけ分からん状態で苦労したんじゃ。
この上勝成山ルートは、どうかの。それにしても、国体でもトレイルランニングの競技があるんじゃの。まさか、山歩きの競技ではあるまい。さてと、この先。山歩き情報にあったように、「倒木の続く道」になるにはなりましたが、進行を妨げるほどのものではありませんでした。そして、山頂近くなると、埋もれかけた模木階段の断続。
武田山の展望所ルートの急登ほどではないけど、それに匹敵する勾配じゃの。などと軽んじて気を抜いた拍子に、滑って前方転倒。ついた両手がゴミだらけに。やがて、山頂コブ。これを上りきって、上勝成山683三角点に着いたのは10時45分。計画では、11時18分にたどり着く予定の下勝成山にしていたけど、暑い夏場は臨機応変。
脱水症予防のため、ここで早めの昼食休憩といこう。後は多少の上り下りはあるじゃろうけど、基本的には下山ルートなんじゃ。そう思って、ゆったり。デスクベンチは、日差しが強いので、木陰になっている岩の上でオムスビ。微風が吹いているので心地よし。そのときは、すっかり忘れとったので、しばらく下りた地点での、気温24.4、湿度63%。
このときは幸せな気分じゃったんじゃが、そのとき知らぬうちに、極小悪魔がズボンの中に入りこんどったんじゃ。はてと、コブを下りて、進行方向にはアンテナ設備らしきものがあります。確か山歩き情報では、「ここから勝成林道に入る」とあったような気がしますが、すぐ左側の林道は、下へと向かっています。はて、どっちかの。
ひとまず西へと進んでみよう。しかし、稜線の西端から下りかけますが、しばし斜面下りが続きそう。どうも違うようです。地形図をチェックしてみると、ルートは一旦、東へ折り返しているよう。あの林道かもしれんの。そう思いなおして、引き返してみます。途中で、斜面の少し下の方に道のようなものを発見。あれかの。
戻ってみたけど、やっぱり何の案内もないの。ま、とりあえず、これをたどってみよう。すると、ルート図のとおり、西へカーブして、稜線の下をたどりだしました。左は、けっこう深い谷。回り込んだので、先ほどの稜線の西端あたりに、果たして取り付きらしきものがあるのかどうか、チェックしてみますが、木々におおわれた細い尾根のみ。
♏ つづき:上勝成山・下勝成山 ③
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