上勝成山・下勝成山 ③
とても、ヒトが歩けそうもない細い尾根。そんなことを考えつつ、グネグネした林道を進んで行きます。ちょっとばかり、不安な感じはしますが、とにかく稜線のスジをたどっています。やがて、林道交差。ここから、芝広場方面へ下りることができるよう。今日はこのまま、まっすぐ、下勝成山へと向かいます。
地形図を再度チェックしてみると、標高差が100mほど。最後の踏ん張りじゃて。はじめは広い遊歩道、ちょっとクモの巣が多いのぉ。そしてまもなく、山歩き情報にあった「急な木製階段」というやつ。じゃが、この勾配、驚くほど「急」というわけでもない普通の模木階段。但し、これが延々と続く。これはちょっとシンドイで。
途中で2度ほど、息を整えながら上ります。そして、ピークらしきところに乗り上げましたが、山頂標示はないの。とするとさらに西か。左への下り道を見ながら、そのまま稜線を進んで、ひとつ先のコブへ。そこには何やら、小さなアンテナのようなもの。さらにその先には、斜面下りルートがありそうに見えます。
じゃが、今回は初回。イレギュラールートは止めておこう。そう考えて、さっきの左下りの道へと戻ります。そして、それをたどって行くと、どうもこれが正しかったらしい。途中の鞍部に、「芝広場」への分岐。やっぱりこれじゃの。その後は、若干の上りを耐え忍んで、岩の突き出した小さな広場に乗り上げました。
ここが、下勝成山651.9三角点。林に囲まれているので、展望はいまひとつじゃの。さて、下りるか。同じ模木階段の道をたどるピストン。やがて、さっきの分岐。よし、これからが本格的な下山ルートじゃ。ところが、これがまた上ってきたルートより、もっと長々と続く模木階段。段が傾いているところもあって、滑ったり。
それにしても、ふり返ってみると、けっこうな勾配じゃの。後から地形図をチェックしてみたら、模木階段の初めから終わりまで、標高差200mくらいはあるかもしれん。これを上るのも大変じゃ。ま、もう少し涼しうなったら、逆コースを考えてみよう。さてと、ややユルくはなったものの、相変わらず模木階段が続きます。
♏ つづき:上勝成山・下勝成山 ④
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