深入山 東~西ルート ②
残っていたブログ原稿は、今朝の内にすべてアップしたから、フリーなんじゃ。高速道路に乗って、いくつかトンネルを潜ります。「牛頭山トンネル」もあったの。やがて、いこいの村入口バス停に到着。もはや、乗客は自分ひとりになっていたので、小銭の勘定がちょっと面倒じゃったが、運転手に丁寧にあいさつしながら、運賃を現金で支払って降車。
地形図をチェックしたところ、ここが標高750m。さてと、まず「いこいの村ひろしま」をめざして、淡々と坂道を上って行きます。そして、道路に交差したあたり、右前方の山側を歩く女性の姿が目に入ります。登山口は近いんかの。そう思いながら、しばし道路沿いに北へ進んで行くと、「いこいの」村のすぐ山側に、登山口の標示。
これじゃの。そう判断して、上ります。模木階段が延々、だんだん勾配が大きくなってくるルート。まもなく下りてくる先ほどの人とは違う女性ハイカーと出会います。「もう、上がってきたんですか」と聞くと、「山頂には、10人くらいおったよ」とのこと。こちらの腕をみたのか、「真っ黒じゃね」。そして、「今日はすごい暑いね」とカガ泣き。
「じゃが、けっこう風があって気持ちエエですよ」と返すと、「そうなんよ。この風、持って帰りたいくらいと思うとったんよ」。「山の花はまだいまひとつじゃったけど、あんまり関心がないかね」と言うので、「う~ん」と曖昧に返しておきました。そんなふれあい。そして、しばし上って行くと、また別の女性。あいさつを交わして、ひと言ふた言ふれあい。
さらに上って行くと、大きなカメラを抱えた男性ハイカー。「エエ写真が撮れましたか」と声をかけます。「今日は見通しが効くけぇ、エエですね」と言うと、共感。「今日も暑いですね」と言うので、35℃くらいにはなりそうと応じておきます。そして、展望「肩」からの風景を堪能した後、いよいよ山頂めざして、ラストスパート。
すると、突き出した岩場に、ツーストックをついてたたずんでいた男性ハイカー。あいさつを交わして、「ここがピークかと思よった」と告げます。彼とも、「今日は風があって、エエですね」に共感。「どっちから上ってきたんですか」問うと、同じルートとのこと。ピストンか。さてと、あともうひと息じゃ。
ガレが、カラカラと乾いた金属音をたてます。石の質がいつもの花崗岩の山とは、違うんじゃろか。確かめることを怠ってしまいましたが、ま、チェックしたところで、その石の種類が分かるとは限らんからの・・・。とにかく、ガレを踏みしめて、ピークにたどり着きました。平らな広場。じゃが、誰ひとりおらんの。
♎ つづき:深入山 東~西ルート ③
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