広島南アルプスショートコース逆縦走 ③
そこで、取り戻した定岩に座って、ゆったりとオムスビ。食べていると、野球帽と首にシッカリと大きなタオルの、目立つ男性ハイカーが折り返していきます。さらに、暑苦しげに頭までフードで覆った若い男性が上ってきました。しかも、タケの高い長靴に近い履物。こんなぁ、減量でもしとるんかの。じゃが、問う暇もなく通りすぎて行ってしもうた。
気温24.2℃、湿度50%で、微風。日差しは弱いので快適。それほどのんびりしたとは思わんかったけど、17分間の昼食休憩。さてと、後半コースに出発じゃ。若干の休み後には、左足に違和感。じゃが、どういうこたぁない。広島南アルプス縦走ではいつものこと。歩き出して、脚が温まったら、何とかなるんじゃ。
やがて、畑峠に近づいたころ、前方に待機してくれている女性たちの姿。どうも、さっきのトリオのようです。声をかけてみると、やっぱり。折り返してきたらしい。再び、あいさつを交わして、すれ違い。さらに、大タオルの男性ハイカーも。「さっきピークで会いましたね」と声をかけると、「これから、五月ヶ丘へ帰るところ」とのこと。
どちらも五月ヶ丘かららしいけど、けっこう大きな団地じゃけぇ、お互いに面識はないのかもしれんの。そんなことを思いつつ、畑峠へ下りて、丸山へと向かいます。やっぱりこのルート、抉れが解消されて、ずいぶん歩きやすうなっとるで。ま、それでも勾配の大きな坂が、ときおりあるのはもちろんじゃがの。
丸山ピークにたどり着いて、ひと息。何とか山頂標示はキープされとるの。じゃが、315ピーク、柚木城山、そしてこの丸山、さらには火山も、木が生茂ってきて、展望が芳しうのうなってきとるの。これじゃぁ、展望自慢の広島南アルプスの魅力が保てんようになるで。ただひたすら、難儀な上り下りを繰り返すだけというのも、面白うないからのぉ。
木々の伐採は、ボランティア頼みなんじゃろか。そんなことを考えながら、さてと次は、火山じゃ。石山を過ぎて、権現社あたりから人の声。峠に下り立ってみると、どうも女性ハイカーたちが休んでいる様子。あいさつを交わすには、ちょっと遠いので、通りすぎます。そこから上って、「そうめん滝」分岐。
まもなくユルいコブのようなところにさしかかると、林の中に座る人。よく見ると、女性ハイカーが、「豪華な」ワッパ弁当を食べていました。火山へ行こうと思っていたけど止めて、ここで昼食にしているとのこと。すぐそばには、「小堀山 399m」の標示板。ここじゃったんか。ちょっと目につきにくいところじゃの。
♈ つづき: 広島南アルプスショートコース逆縦走 ④
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