広島南アルプスロングコース逆縦走 ②
途中には信号がいくつもあるし、バス停で降車に手間どる奴もあまたなんじゃ。そんなことを思いつつも、八幡東小学校バス停には、前回より5分早めの8時07分到着。よし!。信号の手押しボタンを押すと、タイミングが良かったのか、すぐに青。ポルシェ中古車販売店を右に見ながら、八幡東登山口には、8時11分で+6分。ここはすぐに着くんじゃ。
ちょっとキツい山道を上って、尾根すじ。このペースをキープしながら進みます。やがてたどり着いた、ゴルフ場コブで、上衣を調節していると、何やら男性の声。おっ、追いついて来るとは、速足ハイカーか。そう思いながら歩きますが、一向に迫ってきません。ま、速い奴はいつでも、追い越してもらって結構じゃ。
そんなことを思いながら、西峰への急坂にさしかかります。覚えのあるルートを上っていると、上方にハイカーの姿。ここで追いつくということは、こちらの方が速いという証し。そう思って遠慮せず、追い越させてもらいます。こちらがすでにスリーブレス姿になっているからでしょうか、その女性ハイカーふたりから、「元気がもらえる」との声。
他者に「元気を与える」気など毛頭ないし、第三者の頑張りを見て元気になるとは、いかほどのものか。マイペース人間としては、何か釈然とせんの。まぁ、そうは言うても、さほど深い思いから発した言葉ではなかろう。その場で感じたことに違いない。しかしながら人間として、他者から何らかの影響を受けるのは必然なんじゃ。
さてと、そこからの急坂。息を切らせて上りついた西峰は無人。ひと息ついて、早々に東峰へ。西から東へ向かうのは、さほど難儀ではありません。但し、東峰への模木階段は、ちょっと脚に堪える。じゃが、まだまだ序の口。そんなことを思いながら、乗り上げた東峰には、男性ハイカーがふたり。あいさつの声をかけると、手前のハイカーが反応。
今日は展望がスッキリしとるね。そのことを、誰ともなく訴えて、どうもさっきから聞こえとる鳥の鳴き声は、ヒバリじゃろぉかと問いかけてみると、先ほどの男性ハイカーが、しばらく耳を傾けて、「そうでしょ」との応え。そんな、ふれあい。そして、鬼ヶ城山へと向かわむとします。すると、目の前を横切る女性。
他人の前を何の断りもなく割り込むのは・・・。ま、ディスタンスからすると、さほど不快感を感じるほどではありませんでしたが、「それにしても・・・」などと、思っていると、進むにつれ、ずんずん先へと行ってしまう。おっ、こりゃぁ、体育会系女史じゃぁなかろうか。その速さに、ますますその確信を深めます。
♎ つづき:広島南アルプスロングコース逆縦走 ③
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