広島南アルプスロングコース逆縦走 ③
次のコブで知り合いらしき男性と話中。追いつきかけますが、その前に話は済んだらしく、女史は先へと進みます。それからも距離は縮まらず。ずんずん先へ。やがて、その後ろ姿は見えなくなってしまいました。こりゃ、体育会系女史に間違いない。1月の逆コース縦走で、西峰へ向かう途中で割り込んできた厚かましいピチピチタイツ。
やっぱり、この女史じゃぁなかったの。そう確信。それにしても、彼女ならいずれ、Uターンしてくるはずなんじゃ。ただ、枝道がいくつかあるから、必ずしも出会えるとは限らんがの。そんなことを思いながら歩いて行きます。鬼ヶ城山でひと息ついて、草沼道へと向かう。すると、山田団地分岐手前に、折り返してきた体育会系女史。
どうも、Uターン後はゆったりするのか、ツツジを眺めている様子。近づいたので、「体育会系の方ですか」と声をかけてみます。すると、はじめはキョトンとしていましたが、やがて、思い出したらしい。そして、「縦走200回をめざしているのか」と聞くので、「今日で109回目。100回目は武田山方面からじゃったんで、会うことができなんだ」と応えます。
前回、女史から聞いた三倉岳に昨秋、西からチャレンジしたことを伝えると、彼女は昨日、宮島の前峠山から522ピークを経て弥山に上ってきたとのこと。急な岩場に難儀したらしい。しばし歩いてないので、それほど険しいところがあったかのと思いつつも、さらに話は、岩船岳のことなどにも・・・。そして、お互いの健康を祈り、すれ違いました。
竹林道をやり過ごして、草沼道。捻れ階段を上ります。さらに息もつかずに、315ピークへ。乗り上げてみると、休んでいる男性ハイカー。大茶臼山へピストンしてきたとのこと。「どこまで」とたずねられたので、「武田山の向こうまで」と答えると、「往復するんかね」の問い。「それはとてもムリ。ヘッドライトが必要になる」と、返しておきます。
男性が去ったので、タマゴムシパンをカジって、柚木城山へ。けっこう上り下りはありますが、それでも、基本的にユル稜線。いつものごとく、それはのり切って、大茶臼山登山口の階段にさしかかります。すると、バス停にはハイキングスタイルの女性。こりゃぁ、すでに上ってきたんかのと思いつつ、あいさつを交わします。
すると、明日地元のヤマ仲間といっしょに、はじめてこの階段を上って、ピークをめざすらしい。下見に来たとのことですが、上りきってはいないとのこと。「この階段、百段あまりですかね」と聞くので、「260段くらい」と応えると、ちょっとした驚き。「そうは言うても、この階段、ジュラルミン製で、まっすぐじゃから上りやすい」とつけ加えておきます。
♎ つづき:広島南アルプスロングコース逆縦走 ④
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