広島南アルプスロングコース順縦走 ②
定番の弓場ルート急坂。新道を選んで下っていくと、水越峠に下り立ちました。さてとここから、ところどころにある急登を乗りこえて、黒谷山稜線に。じゃが、上りながら山頂標示板を意識しとったにもかかわらず、いつのまにか見逃してしもうた。まぁ、エエ。引き返してチェックすることもなかろうと、そのまま歩を進めます。
やがて、分岐ポイントをチェックしつつ、火山山頂へ近づくと、人の気配。乗り上げたところ、男性ひとりと女性がふたり。あいさつを交わした男性から、「武田山から?」とたずねられます。まぁ、大雑把にはそんなものと思ったので、是と答えておきます。女性らは別グループらしく、南へと歩きだしました。
いずれ追いつくで。そう思いつつ、ここでちょっと間食休憩。ひと息ついて、丸山へと向かいます。下りて行くと、烽火岩に、そろいのピンクの上着をはおった女性がふたり。あいさつを交わしますが、さっきの女性とはちょっと違うような・・・。その先の岩場の手前でたたずむ女性ハイカー。こちらが、ピークで見かけたふたりのよう。
どうも、前の人が携帯で話し中の様子。「お先に」と声をかけて追い越します。まもなく、ひょうたん岩分岐。案内標示が健在なのを、横目でチェック。通りすぎむとしますが、この標示板、何が書かれとったかの。改めて見んと近づいてみます。すると、さっきの女性ハイカーズの気配。「そっちへは、行かんの」との声。
「今日は行かんよ」。「だいぶん前のことじゃけど、ひょうたん岩への下りルートは、途切れとったしね」などと応えたりして、ちょっとしたふれあい。さぁ、今日の目的は縦走なんじゃ。そう、思いを新たにして下りていると、上ってくる軽装の男性。そして後からふたり。おそらく三人組かも。「あと何分ですか」との問い。
「30分くらいですかね」と言うと、「まだ30分も」といった反応。そこで、ハングウォッチをチェックすると、10時30分。前回の山行時刻メモから割り出して、15分かな。これは下りタイムじゃから、上ったら5分くらいプラスして、あと20分くらいかねと告げると、納得した様子。権現峠へ下りてみると、「火山まで30分」とありました。
これならなるほど、あの答えに、疑問を感じた理由が分かります。じゃが、歩くペースは、それぞれ違うけんの。さてと、小堀山の山頂標示が見あたらんかったような気がしますが、見過ごしたんじゃろうか。ま、それはそれ。権現峠を過ぎて、石山に乗り上げます。ユル稜線を、観音山から丸山へたどり着いたのは、11時15分で、何と‐7分。
♊ つづき:広島南アルプスロングコース順縦走 ③
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