螺山・白岳山・吉松山 ②
さてと、尖った螺山を眺めながら、広駅に到着しました。改札を出た待合室のベンチには、久々に見るルンペン風の男性。その近くで、久々に購入できた「サツマイモ蒸しパン」を、半分ほどカジって、エネルギー補給。併せて、若干のハイキング準備もして、出発したのは9時47分。ちょっと遅うなったの。そんなことを頭によぎらせながら。
今日は低いガードを潜って、螺山登山口へ向かいます。ちょっと圧迫感はあるものの、世間一般では「小柄」の分類になるので、背中を延ばしていても、何とか通れます。さらに名田保育園の横らしきところを通り抜けてまもなく、登山口へのルート。入口のある路地はどこじゃったか。少しばかり探してしまいますが、それでも何とか漕ぎつけることに成功。
何の案内もないのは、民家の間にある細道を通るためでしょうか。すぐに竹ヤブ。そして、落ち葉の積もる急坂を上って、斜面をトラバーしていると、ガサガサという音。すると、中型犬くらいのイノシシが、前を横切って山へ。はて、タケノコでも食いよったんかの。それにはまだ早いか・・・。そこから先は、「道のようなもの」をたどりますが、けっこうな勾配。
「この前は、ようこんなところを下りたもの」と思うくらい。上りじゃけぇ、滑ったりはせんかったが、果たしてこのルートでエエんかのと、若干の不安を抱きつつ・・・。それでも、ときおりあるテープに助けられます。ここで間違いないんじゃと。そして何とか、山頂稜線に乗り上げることに成功。勾配が緩んできました。
しかも、テーピングがにぎやかに。やがて、螺山230.4三角点に、10時26分到達。出発時刻の遅れをプラスすると、急登にもかかわらず、ほぼ予定どおり。ここも三角点は、南の尾根すじにある最標高238mのピークとは違うんじゃ。さてと、北尾根を進んで、螺山林道に乗り上げます。今日こそ、電波鉄塔はパスして、そのまま左へ。
この合流点から小坪峠取付きまでが、けっこう長い。1.29㎞じゃったが、ずっと下り坂なので、脚を休ませることができます。やがて、法面の登山口に。それにしても、片側が切れ落ちているのは怖い。何とかやり過ごして山道に入ります。まもなく尾根すじに乗り上げます。小坪方面への分岐があるのをチェック。白岳山ピークの方へ向かいます。
やっぱり上ってみると、けっこうな急坂。ところどころで、カン木掴み。そして、上の小坪分岐があったのは、9合目じゃった。さらに山頂近くにようやく、高射砲跡をチェック。これはやっぱり、かなり高いところにあったんじゃの。そこからしばし、白岳山ピークにたどり着いたのは、11時31分。予定の11時28分より3分遅れに縮まりました。
♈ つづき:螺山・白岳山・吉松山 ③
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