螺山・白岳山・吉松山 ③
ここで、三角点の石柱に座ってオムスビ。気温12.0℃、湿度33%。上着をはおれば、風もないので快適な14分間。さてと、下山にかかるか。これからが、試練のとき。まず、北斜面ルートの下り口が、ハッキリせんのじゃ。こっちじゃったかもしれんと、二股大木の右側から入ってみますが、山道らしきものを探していくと、結局、左側にあった「堰堤」ルート。
「おかしいの」と思いつつ、少し先に進んでみると分岐がありました。左が「堰堤」、そして右には、行き先表示はありませんが、その先にテーピング。たぶん、こっちじゃの。そう判断して、下りていくと。途中に、別の高射砲跡のような穴を経て、少し勾配が大きな急坂。それを慎重に下りて行くと、やがて、ロープが張られた急斜面に。
ここじゃ、これでイイのだ。しばし森の中を下りて、やがて木のない斜面に。前を向いたり後ろを向いたり、そこそこの勾配に合わせて、姿勢を変えながら下りて行きます。それにしてもなかなか、このロープ斜面から脱することができません。標高差150mほどでしょうか。途中、ルートを見失いかけたりしますが、何とか軌道修正。
ときおり、ガレを踏み落としたりしつつも、ようやくユル尾根すじに。上るときより時間を食うたかの。さてとここから、林道への下山口じゃ。この前上ったときは、ヤブを通ることになってしもうたが、今日はまともな山道を通るぞと決意。途中分かりにくい分岐もありましたが、何とか尾根すじをキープして、テーピングが明確なところはそれに従いつつ。
やがて左下に林道。そしてこの前、その右側を巻いた農作業小屋じゃろと思えるものを左に見ながら、その先の尾根すじへと進みます。もはやテーピングが、見当たらなくなってきたので、果たして、これで大丈夫じゃろうかと思いつつも・・・。すると、左へ下りる道。これじゃ。ようやく何とか、林道へと下り立ちました。
切り株に、ワイヤーのようなものが巻きつけられています。これが目印じゃの。それにしても地味。さてと、次は、林道から吉松山への縦走路。どこから乗り上げたらエエんかのぅ。左の斜面をチェックしながら、林道を歩きます。じゃが、それらしきものは見あたらんまま、墓地が左上に現れてきました。
こりゃやっぱり、途中の急階段上りかの。そう思っていたら、墓地東端の上り坂がすぐ近くに見えてきました。あれじゃの。あそこまで行っても、たいした距離じゃないで。この前は、林道の存在を予期していなかったので、とにかく下りることを優先しましたが、今日は違う。そこ坂を上って、墓地を通りすぎます。
♈ つづき:螺山・白岳山・吉松山 ④
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