筆影山・竜王山 ③
すぐに分岐がありました。右が展望台0.2㎞、左が展望広場0.2㎞。つい、右に行きかけますが、そのとき左を、ランナーらしき男性が駆け上がって行きます。そう言やぁ、この前も右を歩いたの。今日は左に向かってみむ。0.2㎞か、けっこう長いの。展望東屋が2箇所、これには寄らずに、そのまま階段を上っていったところ、やがて、展望広場に展望台。
時刻は、11時10分。予定どおり昼食にするかと、仕度をしかけましたが、ここは屋根の日陰になっとってちょっと寒い。待てよ、日当たりの良い広場にもベンチが見える。あそこで食べよう。移動して、オムスビ。さっきのランナーの姿はすでにありませんでしたが、後ろを通るツーストックの男性ハイカーがひとり。あいさつの声をかけます。
しばらく、そのまま食べていると、男性が声をかけてきました。どうも、さっきの無口なツーストックハイカーとは違う、クルマで林道をのぼってきた人。川尻から来たとのこと。瀬戸内海の島影が美しいことを共感。つぼみを着けたサクラが咲くころは、「"a"でしょうね」などと、少しばかりふれあうことに。
そして、「西に見える電波塔のある山へは、クルマで行けるかね」と問うので、「今日はあの、竜王山までいくつもり。たぶん林道が続いているはず」、「標高が444mくらいで、この筆影山より100m余り高い」と答えておきます。彼が先行。こちらも食べ終え、ホットコーヒーを飲んで出発します。ちょっと、方向を勘違いしかけますが、直ちに修正して、下山ルートへ。
そして、山道に入ります。来たときと同じく、覚悟ができているので、さほど難儀ではありません。それは、和田口分岐への上りでも
。分岐から、若干勾配がユルみはしますが、上り坂が続きます。やがて、林道交差。すぐ向かい側に上り口。はじめは急上りですが、すぐにユル坂。しばらく進んで行くと。まもなく再々度の林道乗り上げ。
峠を過ぎて右に、廃屋のある民家を眺めながら進むと、左への上り分岐。こちらも細い林道が続きます。若干の急坂。やがて、ヤギのいるところ。今日もその顔を見ながら、先へ。しばらくすると、広い駐車場に。下山ルート分岐をチェックして、展望台へと進んで行きます。筆影山で出会った男性も、こっちへ来たかもしれんが、もう帰っとるじゃろ。
そんなことを思いながら、乗り上げてみると、展望台の前でウロウロしているその男性。「エライ速いね」と言うので、「グネグネした林道と違うて、山道がまっすぐじゃったからかも」と応えます。それにしても、この展望台、上り口がテープとロープで封鎖されています。彼の「ウロウロ」は、それでか。
♉ つづき:筆影山・竜王山 ④
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