筆影山・竜王山 ⑤
地福寺横に下りたのは、列車発車の推定時刻の20分前。果たして、この列車に間に合うかどうか、見当はつきませんが、若干の速足。そして、おそらく須波駅らしきところ。乗り上げてみますが、どうも、広方面行のホーム。跨線橋のようなものが見あたりません。こりゃ、一旦下りて、ガードを潜るしかないの。そう思って、進んでみます。
すると、山側のホームに、ICカードチェッカーと三原行の標示。時刻表がよう分からんかったが、何とか見つけ出して、次は13時36分。これなら、若干のゆとり。温湿計をチェックしたり、ハイキングバージョンを解除したりして、それからしばらく待機。やがて、やってきた列車に乗って、三原駅へと向かいます。
じゃが想定外に早い便。うまい具合に、広島方面行と連結しとるかどうか。三原駅のホームに降りてみると、13時44分。次の山陽本線広島方面行は、14時13分発。ありゃあ。30分近い待ち合わせじゃの。致し方ない、しばし、待機するか。ホームの日陰にあるベンチは寒い。日向の端に立って、山歩きデータの書き込みながら、列車待ち。
そして、ようやく到着。車両に乗り込んで、ゆったりとボックスシートに座って、しばし、山々を眺めます。すでに来るときにもチェックしたけど、「新高山」の看板。どうも、吉川隆景の城跡らしい。こりゃ、いつか挑戦してみるかと思っていましたが、後からネット検索してみると、200m足らず。そして、すぐそばにある高山城も同じくらいらしい。
こりゃ、歴史探訪にはエエかもしれんが、山歩きにはどんなもんか。しかも、吉川隆景は毛利元就の三男とのこと。安芸武田氏を滅ぼした宿敵なんじゃ。そんなところに、大枚をはたいて来るに値するものかどうか、よ~く考えてみよう。ちなみに、「ニイタカヤマノボレ」のニイタカヤマとは、植民地時代の台湾にある、富士山(3776m)より高い「玉山」(3952m)のことらしい。
♉ :(了)
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