堂床山 訓練場~上勝木 ②
地図を見ながら、作戦を練ったりしていると、終点の訓練場前に到着。このバス停の名前、「中電訓練所」じゃろぉと思うとったけど、冠名のない「訓練場」じゃった。ナビタイムで探しても、これ。てっきり止まったものと、バスの下り口に向かったところ、位置修正のためのバックで驚く。ま、さほど慌てたわけではないがの。
さてと、訓練場をよく眺めてみると、電柱が林立。はぁ、ここで、電柱登りの訓練でもするんじゃろうか。じゃが、そういう仕事は、「中電工」の分担じゃないんかの。よう分からんし、どうでもエエんじゃが・・・、そんなことを考えながら、今日は鉄塔登山口じゃと、少し入ってみます。ええっと、前上ったときは、あの奥にある模木階段。
じゃが、その上から、わけ分からん状態になったような記憶。「里山探索」の記事を読んで思い起こしとったんじゃ。地図上のルートは、この谷の左側になっとるの。そう思って見渡してみると、山道のようなものがあります。よし、今日はあれを上ってみよう。潅木の枝が覆いかぶさったりして、荒れ放題。整備はされていません。
それでも、ゴム階段の残骸のようなものもあって、何とか歩けます。そして、ちょっと上の斜面には、訓練に使うのか、模擬鉄塔のようなものいくつかありました。ところが、道らしきものは、そのあたりまで。そこから先は、斜面上りに近い状態に・・・。じゃが、急勾配とはいうても、何とか道標のようなものが続いとるで。
それを頼りに、尾根への乗り上げに成功。ま、さほど長い上りじゃぁなかったの。そう思いつつ、尾根の下り先を見ると、どうも、この前、進んだ方向ではなかろうかと思えるような、山道っぽいスジ。そして、来し方をふり返えると、まともな分岐標示らしきものは、見あたりません。知らんかったら、こっちを選ぶことはできんの。
ま、またいつか来たときには、「賢者」の選択といくか。そんなこと思いながら、尾根を上っていきます。途中の鉄塔からふり返って、風景を堪能。たぶん、このルートで間違いなかろうと確信しつつ、そこから少しばかりの急勾配を上って、林道に乗り上げました。さてと、ここからのトラバースが長いんじゃ。
そう覚悟して、歩を進めます。やがて、左側にそびえるピークをチェック。「堂床山はあれかの」と思いつつ、まもなく取付き。上りはじめが荒れ気味なのは記憶通り。それでも、すぐに、まともな山道に。但し、かなりシダヤブっぽいところも。そして、尾根すじに合流しますが、このポイント、下りでは分からんじゃろの。
♋ つづき:堂床山 訓練場~上勝木 ③
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