砲台山 時計回り ④
昼飯に、18分もかけてはおらんはずじゃ。ま、それは事後チェクしてからのこと。忘れたことに気づかず、どんどん下りていきます。やがて、林道交差点に下り立ちます。ありゃ、ここはどこじゃったかいの。こげな林道ルートがあったかの。少しばかり不審に思いながらも、ここは上りじゃのと、右の林道を進みます。
前回歩いたとこと、ちょっと違うような気がすると思いつつ歩いていくと、やがて、分岐に。その角で昼食の準備をしている男女3人組。そばには、クルマ。タイムチェクして、あいさつを交わします。すると、「この山には、横から上るルートはないんですかね」と問うてくる女性。「どこを通ってきたんですか」と訊ね返します。
「三高港から、水源地経由で上ってきた」とのこと。じゃが、よう聞いてみると、1人はクルマで、他の2人はずっと林道を歩いてきたらしい。横からすぐ上りたいという願望の手がかりにはならんじゃろうが、タンクの先から山道を歩いてきたと言うと、「そんなルートがあったんですか」という驚きの反応。事前の調査をしとらんのぉ。
そして、帰途は、北から林道へのルートがあることを話すと、何やら崩落個所があるらしいとのこと。聞く方としては、曖昧な感じ。そこで、林道の北側は当分歩いてないから、そのことは知らんと応じます。ま、それにしてもと、彼らの左にある坂を上へと進んでみることに。すると、そこは北部砲台跡。
今日はもう、詳細には見学せず。そして、北端の兵舎跡から展望所をチェックして、すぐ下の乱れ林道をおりることに。ここじゃったんじゃ。やがて、折り返し。この前上ったときは、ここは、草茫々の荒れ地。危うく奥の斜面を上るとこじゃったんじゃが・・・。すっかり、草も刈られて、道も均されています。
間違えようのないターン角。これをしばらく、下りていくと舗装林道に出ました。「これじゃ」と、そのまま道なりに下りていきます。カーブを曲がって、見上げると、崩落の新しい修復跡。彼らが言うとったのは、これのことじゃろ。ここまで補修機材が上がって工事したんじゃけぇ、後は大丈夫じゃろ。
そう楽観して、下りていきます。するとやがて、通行止めのフェンス。それを避けて進んでみると、何と、林道が途切れていました。その先は、まさに断崖。下までほぼ直角に近い、数十メートルの崩落。おっと、こりゃ、どうするかの。山側の縁10m余り、際にあるものを掴んで行くか、とも考えます。
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