吉松山・白岳山時計回り縦走 ②
広駅へと列車が間近になったとき、螺山がまさに「ツブ貝」のように。あの山容の急傾斜は、このポイントからじゃったんか。さてと、広駅に到着してたのは定刻と思われますが、ちょっと所用などをすませて出発したのは、9時44分。吉松山登山口へと向かいます。だいたい見当をつけておいたあたりめざして、歩を進める。
学校がいくつか連なる通り。やがて、突きあたりにある路地を入って左へ。そして、張り出した尾根に沿って北へと進むと、神社の鳥居と階段。先行する女性ふたり。普段着なので、参拝者か。追越し際に、あいさつを交わしますが、「もう無理ィ~」とかの泣き言も。確かに、この階段。タテ幅はあって歩きやすいけど、けっこう長いで。
さて、神社の裏には林道。こっちでエエんかのと思いつつ、高みへと進んでいくと、「吉松山登山口」の標示板。これで、良かったんじゃ。そこからは墓地を縫う細道。これを抜けると、山道に。やがて、等高線の詰んだ、標高差100m余りの上り坂。実際には、岩場を直登する急坂が続く、けっこうハードなルート。
ま、そうは言うても、吉松山三角点は287.1mで、まもなくピークに。10時29分。乗り上げたピーク広場には、人工的な窪地が三箇所。砲台か、もしくは高射砲跡。その大きさから推測すると、高射砲かも・・・。周囲は、まばらながらも林。あまり展望が良いとは言えません。さて、白岳山へと向かうか。方角をチェック。
南南東方向にルートを見出し、歩を向けます。テーピングは見あたりませんが、稜線上に山道らしきものが続いているので、ときおり、コンパスチェックしながら、確信を深めつつ歩きます。しかし、途中には、道が切れ落ちていたり、ちょっと、怪しげなところもありましたが、とにかく主尾根すじをキープ。
そのあたりを乗りこえると、まともな山道が復活。それをたどって行きます。やがて、古いテープが現れてきました。さらに、幹に巻かれたテープが、右へと誘導します。そこを進んでいくと、模木階段が・・・。さらに進んでいくと、竹林に。竹矢来のように斜めに倒れていますが、まだ幸いなことに、道を封鎖するまでには至っていません。
歩いていくと、最初の送電鉄塔。地形図でチェックせむとしますが、送電線が示されているだけなので、鉄塔の位置は正確には分かりません。そこで、稜線ルートとの接近点で推測しようと試みますが、これも、必ずしも正確とはいえません。ふたつめの鉄塔を過ぎて、十字峠らしい鞍部。テープはあるけど、文字の消えた古い案内板。
♓ つづき: 吉松山・白岳山時計回り縦走 ③
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