砲台山 時計回り ⑤
しかし、その幅は足裏の長さより少しあるほど。しかも、下側は抉れています。これは、危ないで。どうすりゃぁ。そういえば、尾根側にピンクリボンがあったの。じゃがそこは、林道の急な法面。じゃが、よう見たら、尾根すじは歩けそう。こっちへ上るしかないのぉ。そこで、見渡してみると、踏み跡のようなものを発見。
これしかなかろう。木の根や岩を掴んで上りきりると、尾根すじ。そこには、道に近い空間。何とか崩落を回避して、林道の向こう側へ下りることに成功しました。それにしても、事前の情報取得に関しては、昼食準備パーティのことを非難できんの。そして、しばらくすると、再び通行止めのフェンス。下り側向きの標示。
よし、これがあるということは、この先は大丈夫なんじゃの。確かにそのとおりじゃったが、それからが長かった。カーブの具合で、地形図上の現在位置をチェックしようとするも、わけが分からんようになってきました。まぁ、それでも林道一本。迷うこともありませんが、それにしても・・・。
それでもようやく、グネグネ林道を下りたあたりの風景、記憶がよみがえってきました。やがて、県道36号に到達。これを右へ。途中まで歩道がありましたが、やがて路側帯に。ま、クルマの通りがさほどないから、大丈夫。とはいうてもそれから、上り下りが、ユルいけどあるんじゃ。そして、三高中学校の平和を祈念する校歌の歌碑に、感動の涙を落としつつ。
やがて、みたかゲートハウスへ。よく見てみると、ここには、図書室や商工会などの事務所もあるらしい。とにかく、ひとまず休憩所へ。そこで、往路でチェックした柑橘を購入。さらに、フェリーの待合所で、次の便の時刻を確認。そして、休憩所に戻って、山歩きデータを書き出します。ところが、まもなく予定のフェリー。
船室に乗り込んで、似ノ島などを眺めながら、半眠半覚で書き出しの続きをしますが、書き終えることはできず。早々と宇品港へ到着。ま、せうがない。あとは帰ってからじゃ。無人駐輪場に止めとった、マイ・ニュー自転車は幸いなことに、何ごともなく無事。ちょうどそのときは、放置自転車の撤去作業をしとったの。
♍ :(了)
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