白岳山・螺山 ③
そうは思うけど、やっぱりキツイ。それでも何とか、ピーク稜線に乗り上げ、そしてようやく、山頂に。ちょっと日がさしかけたけど、再び曇りに。座ることろがないので、三角点の石柱でオムスビを食べます。気温14.4℃、湿度39%。風があまり吹いてないので、快適。じゃがやっぱり、日が差さんと、ちょっと寒いか。ま、それでも・・・。
さてと、後半ルートじゃ。小坪峠へ向けての案内標示と、にぎやかなリボンが続きます。そして、西へ向かう稜線は、半ばに高射砲跡もある、ほとんどトラバースに近い感じ。じゃが、それを過ぎると、標高差100m以上の急勾配になるはず。そう推していると、やがてそのとおりに。なぜか、リボンの勢いが萎んできました。
ま、それでも、道のようなものは続いとるし、ときおりテープもあるので、それに導かれつつ下りていきますが、だんだん落ち葉の堆積が激しくなってきました。滑りそうな九十九折れ坂。何とか潅木を掴みながら下りていきます。左下に小坪の集落。ここは、ずいぶん昔、『しんぶん赤旗』の代配で回ったところなんじゃ。
やがて、小坪峠。取付きへは幅の狭い道。落ちないように気をつけて下りていきます。さてと、ここからは螺山へ向けた林道。勾配はユルいのですが、そうはいうても、緩急があります。けっこうキツイところも。道なりに進んでいきます。ネット情報では、どういうわけか、電波塔に立ち寄っていますが、こっちはまっすぐ螺山へ行くぞ。
電波塔へ行っても、あまり意味はなかろう。ムダを省くぞ。そう思っていましたが、いつのまにか、目の前に電波塔。ありゃ、螺山 へのルートは、この電波塔広場のどっち側かのと、コンパスチェックすると、下り口があるかもと思っていた方角は、南。こりゃ、違うで。ひょっとしたら、ここまで来る途中に分岐があったんかもしれんの。
戻ってみよう。左側に伸びているはずの尾根すじに注意しながら、歩いていきます。するとようやく、標示のテープ発見。これか! ちょうど、休山の阿賀から林道への乗り上げ口のような感じじゃの。ここにあるものと、認識しとらんと分からんところじゃ。何で他のハイカーが、電波塔にわざわざ立ち寄っとるんか、分かったで。
さてと、その下り口を進んでいくと、地形図どおりの尾根すじが続いています。それにテーピングもされているので安心。やがて、三角点。これが、螺山山頂に違いない。標示はないけど・・・。下山にかかるか。しばらくは、稜線のためかユル坂でしたが、やがて、勾配が急になってきました。尖った山容と詰んだ等高線のとおり。
♏ つづき:白岳山・螺山 ④
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