黒滝山・白滝山縦走 ②
今日は、高速へ入る手前になっても、乗客はさほど増えなんだの。感染の危険性を自覚する人が増えたんか。いや、前回の竹原行は、休日じゃったからかもしれんの。今日は平日。さてと、竹原港からは久しぶり。朽ち果てた「プラザ港」、的場、阿波島、契島、火力発電所、大乗、長浜そして忠海高校など、懐かしい風景を堪能しつつ。
長ながしバス行の果て、忠海駅に到着。無人駅が珍しいのか、「自由に出入りできる」などと、しゃべくりあっている関西なまりの女子数人。大久野島へでも来たのか。対側の歩道を追い抜いて、地図をチェックしながら、進んで行くと、黒滝山登山口への案内標示。おかげで、その先も着実に歩くことができます。それにしても、結構な急坂。寺から左の細道へ。
上って行くと、墓地が続きます。見晴らしの良いところを選ぶのは、何でじゃろ。まぁ、死後も精神が残るという妄想から来とるんじゃ
ろ。遺されたものの気分としては、分からぬでもない。まぁ、どう考えようと、人それぞれじゃからの。さてと、坂を上って行くと、林道に乗り上げます。ここは右へ回って、左へ折り返し。
今度は北へと、しばらく歩いていくと、右への分岐。こっちの山道じゃの。ちょっとばかり急じゃが、九十九折れ。そこで、携帯電話を使っている女性がひとり。話し中なので、黙って頭を下げて通りすぎます。そのとき、「今日も白滝山まで行くから3時間云々」との話が聞こえてきました。こちらの予定は、2時間48分+20分じゃけん、ほぼ同じくらいか。
やがて、斜面をトラバースして、尾根すじに。そして、見晴らしのある東の山頂広場を経て、西へ進むと急坂。「ロープを使って山頂への分岐案内板。こっちを行ってみるか。若干の急坂を上りきった先には岩場。祠がありました。さらに、その南側に屹立した岩峰が見えます。そして、山歩き情報にあったクサリ場も。
岩峰へは、クサリを使わんでも行けそう。試してみると、実際にそうじゃった。そして、仙骨あたりがゾクゾクするような風景を楽しみます。さらに、前を向いて下りることもできましたが、あのクサリを伝って登ることそのものが、試練じゃったんかもしれんの・・・。あっちの方が危ないで。まぁ、今日はエエ。
さてと、岩場を下りて、次は白滝山じゃ。そう思いつつ歩いていると、こちらが岩場上りにてこずっている間に、山道で休んでいるの は、さっきの女性。「さっき会いましたね」と声をかけますが、こちらはすでにスリーブレス状態になっているので、ピンとこない様子。上ると暑いからと、付言しておきます。
♓ つづき:黒滝山・白滝山縦走 ③
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