堂床山 鈴張神社~中電訓練所 ②
山歩き開始。登山口へむけて、地図をチェックしながら、慎重に道路を進みます。ところがどうも、ひとつ西側の道路を上ってしまったらしい。星が丘団地に入りそうになるのを抑えて、修正。それでも何とか戻ることなく、方向転換で何とかなりました。中国自動車道のガード潜りを予定していましたが、その先には陸橋。
そして、南側の側道を進んでいきます。その北に屹立しているのは、たぶん片廻山、美しい冠雪風景を堪能して、谷から林道を上って行きます。予定していたルートはヤブっぽそうなので、ちょっと迂回して上って行きます。するとやがて、谷道に。さらに、沢沿いの「道のようなもの」に変わってきました。
さて、ここからが難儀。残雪とコケの覆った岩場を、滑らないよう気をつけて進みます。もちろん、沢際にある道のようなものは迷わず選択。それにしてもここで、時間を食うことに。ときおり、滑って手をつくので、軍手は雪や沢水で濡れてビショビショ。いずれ左側の谷筋へと上るはず。地形図のルートは、そうなっとるんじゃ。
やがて、左側に大きな洞穴。ひょっとしたら、クマの冬眠穴かもしれん。首を突っ込まずに先へ。そしてすぐ、前方の沢すじには倒木。踏み跡らしきものも見あたらんようになってきました。ここは、左の枝谷へと進んでみよう。ところがこれが、斜面上りに近い。ま、先に空が見えるから、何とかなろう。そう思って、攀じります。
何とか、尾根に乗りあげ。ここはてっきり、左に行くものと確信していましたが、そちらは下り勾配。おかしいの。進路をセットしたコンパスをチェックしてみると、上り勾配の右の方を指しています。ちょっと違うような気がしますが、上ってきた谷が、予定とは違うたんじゃろ。ま、取りあえずこっちじゃ。
どんどん、上って行くから、どうも間違いなさそう。後から地形図をチェックしてみると、641ピークへの尾根ではなく、その手前の谷を上って、尾根に乗りあげたのかも・・・。よう分からんが。とにかくそれから、若干の急登はありますが、その後は稜線。ユルやかになってきました。テープが目立ちはじめます。
それにしても、行けどもいけどもと言った感じに。だんだん、積雪が増えてきました。じゃが、新しい雪じゃからかな、アイゼンを付ける必要ななさそう。いくつか、ピークを思わせる肩をやり過ごす難儀。それでもようやく、堂床山山頂広場に到着。12時46分。メシじゃ。周りは雪なので、立ったまま。
♉ つづき:堂床山 鈴張神社~中電訓練所 ③
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